お茶の水女子大学
比較日本学教育研究センター
シンポジウム
第4回 国際日本学シンポジウム  <国際>日本学との邂逅  (2002年7月)
第4回「国際日本学シンポジウム」開催によせて 本田和子
研究科長のことば 平野由紀子
パネルディスカッション
「多様な言語・文化背景を持つこどもたち」への「サポート」を問い直す
  司会:清田淳子  パネリスト:斉藤ひろみ、原みずほ、小田珠生、朱桂栄、袴田久美子本田和子
分科会1 恋を歌う 愛を語る ―日本学の<ことば>―
十人の后妃を持つ夫との歌の贈答 ―斎宮女御徽子の村上天皇への心情― 西丸妙子
継子いじめ物語における恋愛 ―住吉物語の場合― カロリーナ・ネグリ
パロディされる恋愛 ―金子みすゞ「さみしい王女」― 藤本 恵
総括 菅 聡子
分科会2 コミュニケーションにおけるリズムの役割  
科学振動反応における引き込み同調 森 義仁
リズムを周期性から開放する 徳丸吉彦
会話におけるリズムの役割    ―「割り込み」と「沈黙」は“権力を発動する装置”か― 内田伸子
原生生物でのリズム発現とコミュニケーション 最上善広
総括 森 義仁
分科会3 日本人の心 ―日本的宗教性の諸相―  
韓日古代神話の思想性の比較 都硄淳
法華経の音声 ―宗教と芸道― 柴佳代乃
日本仏教における聖水―真言宗のケーススタディ― ウィリアムズ・ダンカン
稲葉黙斎の「孝」に関する考察 大久保紀子
近代の影―漱石の宗教を巡る懐疑とアイデンティティー― フランツ・ヒンターエーダー=エムデ
総括 高島元洋
自由論題
背景知識に関するヒントが読解に及ぼす効果―台湾の中級・上級日本語学習者の場合― 楊惠菁
野上弥生子とジェイン・オースティンとフェミニズム:二人はフェミニストと言えるか
―『真知子』と『明暗』と『高慢と偏見』をめぐって―
エレノア・J・ホーガン
松尾由美 ―『バルーン・タウンの殺人』をめぐって― アマンダ・シーマン
公開講演会 アメリカにおける日本文学研究の現状  
記念講演
アメリカの日本文学研究 ―アメリカ日本文学会の活動をめぐって― 関根英二
パネルディスカッション   日本文学に描かれた女性像 ―ファム・ファタル・ア・ラ・ニッポン―
与謝野晶子とチチアン
―『乱れ髪』の裸形の歌と  イタリアルネッサンスの画家チチアン(ティツィアーノ)の絵との接点―
ジャニーン・バイチマン
林芙美子を読み直す ジョーン・エリクソン
金井美恵子の短編集における少女ファタール アイリーンB.マイカルス・アダチ
総括