第3回アフガニスタン復興支援国際シンポジウムを開催

 1月26日、本学で第3回アフガニスタン復興支援国際シンポジウムが開催されました。このシンポジウムは、独立行政法人国際協力機構(JICA)より委託を受けた五女子大学コンソーシアム(お茶の水女子大学、津田塾大学、東京女子大学、奈良女子大学、日本女子大学)が、アフガニスタンの初等・中等教育分野の女子教育の振興を目的として実施する、アフガニスタン女性教員研修の一環として行われたものです。
 第1部の基調講演では、ユニセフ東京事務所代表の平林国彦氏から「これからの女性・子どもへの支援」をテーマに、’Investing in Girls’(女子に投資すること)に焦点を当てて、ご講演いただきました。女性の教育が、子どもの栄養状態に良い影響を与え、子どもの死亡率削減につながるという研究結果が紹介されました。こうした研究結果の考察として、女の子への投資、特に女子教育が、国の成長、国の復興に極めで重要であることが説得力をもって述べられました。女性の研修生、参加していた学生にとっては、女性として自らが担う役割の大きさを改めて認識する機会となりました。

 第2部のパネルディスカッションでは、国費留学生として日本で学んだ経験があるアフガニスタン教員4名をパネリストに迎え、「日本で学んだこと、今の私」をテーマに、それぞれの立場から今、自分たちが考えていることなどについて発表していただきました。その後、津田塾大学、東京女子大学、奈良女子大学、お茶の水女子大学の学生や、会場からの質問も交え、活発な意見交換がなされました。アフガニスタンや欧州で大学教員、研究者の道を歩んでいる過去の留学生の経験を通じて、日本での研修がアフガニスタン復興にもたらす意義、それを支えてきた日本とアフガニスタンの間の温かい交流の大切さに気付かされました。
 女子教育の重要性、研修の今後の広がりの可能性が確認でき、アフガニスタン女性教員研修をしめくくるにあたって、貴重なシンポジウムとなりました。