2014年度徽音祭ゼミ発表:「共に生きる」スタディグループ

 2014年11月8日(土)と9日(日)に開催された徽音祭(学園祭)において、「国際共生社会論実習」スタディツアー参加者と、「共に生きる」スタディグループ有志によるゼミ発表が行われました。



(ゼミ発表の様子)

「ネパールスタディツアー報告会」
 8月から9月にかけて1週間ネパールを訪れ、各自が設定したテーマに沿って考察を深めてきました。それぞれのテーマは、「女性と人身売買の現状」、「受刑者の子供が暮らす家 ECDC」、「保健衛生の現状と現地の状況」、「ネパールの予防接種 PHCの取り組み」、「ネパールの情報化」といった多岐に渡ります。これらのことを各々ポスターとスライドに纏めました。徽音祭ではポスターを生協食堂に展示し、教室でスライドを用いて30分間の発表を行いました。両日ともに15人ほどの方が聞きに来られ、質疑応答では貴重なご意見も伺うことができました。実際に途上国向けの支援活動をされている方から、より大局的に途上国全体を見ることも大事だと指摘されました。また、他大学の学生などと交流してみてはどうか、といった提案も頂きました。報告会の準備するにあたり、帰国直後とはまた違った考えをもつようになったり、より一層考えを深めたりすることができ、とても有意義なものとなりました。授業全体での取り組みはこれで最後ですが、ネパールでの経験を今後に繋げ、これからも各自で活動して行こうと思える報告会になりました。

(理学部情報科学科2年 吉村 藤子)


(パネル展示)

「東ティモールスタディグループ報告会」
 みなさん、こんにちは。突然ですが、東ティモールという国についてどのようなイメージをお持ちですか?最近までは、12年前(2002年)に独立した「世界一新しい国」と呼ばれていたので、ニュースなどで目にすることも多かったかもしれません。しかし、まだまだ日本ではその存在がよく知られていないのではないでしょうか。スタディツアーから帰国した私たちは、なんとか東ティモールの素晴らしさ、若い息吹を少しでも多くの人に伝えたいと思い、今回の発表を企画しました。東ティモールについてあまり知らない人でも気楽に聞いてもらえるように、まずは東ティモールの地理、人口などの概要、この国の大まかな歴史について紹介するスライドを作り、写真も交えながら説明しました。第二次世界大戦時には日本軍が一時進出、占領したことを話すと、半世紀以上も前から日本と関わりのあった国であったことに驚く方もいらっしゃいました。その後に、メンバー有志が関心を持って調査したそれぞれのテーマについて5分ほどでまとめました。今回のテーマは、食、コーヒー産業、言語です。食分野では、給食制度や現地の大学生への質問で分かった彼らの食生活と課題、そして市場について、コーヒー産業では、主要輸出品産目であるコーヒーの栽培、加工について、言語では、多様な言語環境、公用語・実用語がもたらす複雑な事情についてお話しさせていただきました。両日とも熱心に話を聞いて下さる方々に恵まれ、発表後の質疑応答ではより深く知ろうとしてくださっているのを感じ、とても感動しました。これからも、実際に東ティモールへ行った者として、見聞したことやこの国の良さも含めて、どんどん発信していきたいと思います。

(文教育学部グローバル文化学環4年 笠 智遥)