学内セミナー「アフガニスタン女性研修員と語る会」を実施しました


(森教授による研修)

 2015年1月22日から31日まで、お茶の水女子大学で「アフガニスタン・開発途上国女子教育支援事業野々山基金」の支援によるアフガニスタン女性研修プログラムが実施されました。3回目の今年は、国費留学生として2008年に本学で修士課程を修了し、カブール大学理学部で生物学教員として活躍されているKaihanaさんと、同じくカブール大学理学部数学教員のManizhaさんが、森義仁教授と由良敬教授の下で専門分野の知識・教授法に関する短期研修を受けました。
 この機会を利用して、研修最終日の1月29日に「アフガニスタン女性研修員と語る会」と題する公開セミナーを開催しました。まず、Manizhaさんが「アフガニスタンにおける子どもの教育」について、その後、Kaihanaさんが「アフガニスタンにおける女性の生活と教育」について発表し、セミナー参加者と質疑応答・意見交換を行いました。当日は学生、教職員の他、アフガニスタンの平和と復興に関心を持つ方々にも参加いただきました。

セミナーに参加して


(閉講式)

 私は今回のセミナーに参加するまで、アフガニスタンの教育についてはほとんど知識がありませんでした。アフガニスタンは教育に多くの問題を抱えていますが、女子教育の軽視、教育の地域格差は特に放っておけない問題だと思います。基本的な教育が受けられるかどうかは、その後の人生に最も大きな影響を持つ要素の一つだからです。教育の男女格差、地域格差は日本をはじめとして多くの先進国も経験してきた、そして現在も抱える問題です。日本も何かできることがあるのではないかと感じました。また、マララさんの活動などは有名で、イスラム圏の女子教育問題は解決に向かっているかのように見えますが、現状はそう簡単にはいかないのだ、ということを改めて感じました。

(文教育学部人文科学科1年 児山 希)