野々山基金によるアフガニスタン女子教員・学生短期研修の開始


室伏学長(右)と記念品の交換をする
研修生

 2016年1月19日、お茶の水女子大学は「アフガニスタン・開発途上国女子教育支援事業野々山基金(以下、野々山基金)」の支援によるアフガニスタン女子教員・学生のための短期研修を開始しました。この研修は1月28日まで行われる予定でカブール大学から理学部化学科准教授と薬学部学生の2人が来日しました。

 野々山基金は、アフガニスタンをはじめとする開発途上国の女子教育を支援するため2012年に本学卒業生の故野々山惠美子様からのご遺贈を原資として設立された基金です。毎年、アフガニスタンから女性の大学教員及び学生を招聘しており、短期研修の実施は今年で4回目となります。

 今回の研修のテーマは、「生物学と化学の先進技術(Advanced Technology for Biology and Chemistry)」で、研修生の2人は森義仁教授(理学部化学科)と由良敬教授(理学部生物学科)の下で実験や講義を中心とした指導を受ける予定です。研修期間中には、学内セミナーでの発表、環境に関する調査・分析を行う企業の訪問なども予定されています。

 1月20日には、研修生の2人が室伏学長を表敬し、研修の開始を報告しました。室伏学長は研修生2人に対して歓迎の意を伝えるとともに、室伏学長を中心としてダリー語(アフガニスタン公用語の一つ)で作成した4種類の保健教育教材(「人体の構造と機能」、「水」、「食物と栄養」、「感染症」)を贈呈しました。研修生2人は帰国後に活用したいと述べていました。