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国際規格のFD戦略事業による教員海外派遣研修(2008〜2014)

平成25年度 第15回 教員海外派遣研修(チェコ・イギリス)(2014.02)

お茶の水女子大学院人間文化創成科学研究科 自然応用科学系 教授 古川はづき

Center of Accelerators and Nuclear Analytical Methods(チェコ プラハ)および、バーミンガム大学(イギリス バーミンガム)における学外学習の調査 2013年12月15日から2013年12月20日までの期間、Center of Accelerators and Nuclear Analytical Methods(チェコ プラハ)および、バーミンガム大学(イギリス バーミンガム)へ派遣。 研修の目的は、以下の観点について調査し、本学学生の学外学習の一案を得ることであった。 ・両研究教育機関における学生指導法の調査 ・国外留学生、サマースチューデントの受け入れ状況。 ・派遣された学生の研究・学習・居住環境調査。 ・実際派遣を想定した場合の具体的な方法論・方向性の検討
詳細:201408_furukawa.pdfpdf

第14回 教員海外派遣研修 独国 European Molecular Biology Laboratory (EMBL)(2014.02)

お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科 教授 千葉 和義

European Molecular Biology Laboratory における 学部卒業研究指導および大学院博士課程コース入試・研究・論文指導の調査 FD研修報告書 2014年1月1日から2014年1月8日までの期間、European Molecular Biology Laboratory(EMBL :欧州分子生物学研究所)へ派遣。EMBL は、ヨーロッパ諸国等によって設立され、ヨーロッパ全土のみならず全世界から優秀な大学生を選抜して、学部卒業研究と大学院教育を実施している。本研修では、EMBL のグループリーダーであり、自身の生物学研究だけでなく大学院教育も担当しているPeter Lenart博士とEMBLのPhDコースに本年度入学した大学院生にEMBLの学部教育、大学院博士課程選抜試験の方針、大学院博士課程の教育システムについてヒアリング調査を行った。
詳細:201402_chiba.pdfpdf

第13回 教員海外派遣研修 中国 ハルビン工程大学 (2013.11)

お茶の水女子大学外国語教育センター 講師 馮 曰珍

中国の大学における言語教育(外国語、中国語)についての実地調査 FD研修報告 2013年8月12日から2013年8月18日までの期間、ハルビン工程大学と北京師範大学へ派遣。本研修では、自習用中国語学習コンテンツの充実化を目指すこと、また授業においても個々学生により多くの学びを提供できるようにしたいという考えのもと、外国語教育、中国語教育について調査、交流を行った。
ハルビン工程大学の杜宏権先生は、現在国別の外国人向け中国語教材作成のプロジェクトに参加し、直接教材執筆にも携わっており、教材構成や作成方法などのヒアリングを行った。また、中国語教育に定評のある北京師範大学の漢語文化学院が実施しているサマースクールを授業見学し、教員と学習指導についての意見交換など行った。
詳細:20131106_fen.pdfpdf

第12回 教員海外派遣研修 泰国 ブラバ大学 (2013.05)

お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科 准教授:中村 美奈子

泰国ブラパ大学音楽の視察、大学院課程のカリキュラム会議、バリ舞踊のワークショップ FD研修報告 2013年1月12日から1月22日までの期間、タイのブラパ大学へ派遣。本研修では、1.タイのブラパ大学音楽・舞台芸術学科における「音楽と舞踊の組み合わされた教育実践」の授業の視察、2.大学院課程のカリキュラム会議(台北国立芸術大学の教員も参加)における、本学の大学院課程についての発表と議論、3.筆者によるバリ舞踊の講義と実技(ワークショップ)の実施、4.ブラパ大学教員の指導する学生らによる創作伝統舞踊、伝統影絵芝居ナン・ヤイ、および、コンテンポラリー・ダンス(Pichet Klunchun Dance Company)の舞台公演の鑑賞を行った。
 ブラパ大学は、タイ国内に3つのキャンパスを持つ総合大学である。訪問したのは、メインキャンパスとなるバンサンキャンパス(チョンブリ―県)で、音楽・舞台芸術学科(Music and Performing Arts)は、美術・応用芸術学部(Faculty of Fine and Applied Arts)の一学科であり、タイで唯一の「音楽と舞台芸術が組み合わされた課程」を持っている。学生は、コアコースおよび専門分野の習得から様々な(西洋、東洋、現代、伝統含む)音楽、演劇、舞踊を学び、生徒同士が頻繁に公演の共同制作をしながら総合芸術としての理解を深め、実践している。
詳細:20130112_nakamura.pdfpdf

第11回 教員海外派遣研修 米国 Northeastern大学、他 (2013.03)

お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科 准教授:大森 美香

米国における学部および大学院の研究・論文指導の動向調査 FD研修報告 2012年11月4日から11月16日までの期間、アメリカの大学を廻る研修に派遣。大学院の研究・論文指導の動向について、周辺領域および大学外機関(教育・医療)との共同研究および大学院生の関わりに注目しながら調査を行うことを目的とした。
 訪問したNortheastern University、Harbard University Boston Children's Hospital、Harbard University Massachusetts General Hospitalがあるボストンには、ハーバード大学やMITなど世界的に有名な大学が多く、附属の研究・教育・医療機関も多数所在しており、機関を越えた連携や共同研究には最適な場所である。ここでは、心理学(臨床心理学、健康心理学)領域研究指導の実際の視察として、大学院授業やラボミーティングおよび研究指導の参観、大学院生や博士研究院を対象としたヒアリングを行った。
 また、コネチカット州ニューヘイブンに位置するYale Universityでは、感情知能および健康心理学の理論的研究および実世界への応用を行う研究に携わる博士研究院4名およびSalobey教授との懇談を行った。
詳細:20121104_ohmori.pdfpdf

第10回 教員海外派遣研修 和蘭 アムステルダム大学(2012.12)

お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科 准教授:戸次 大介

オランダの三大学 FD研修報告 2012年10月17日から11月4日までの期間、オランダのアムステルダム大学、ティルブルフ大学、ユトレヒト大学を廻る研修に派遣。オランダの数理言語分野の教育体制や本学から現地へ留学している大学院生の視察を行った。
 数理言語学(mathematical linguistics)とは、数理倫理学、理論言語学、計算機科学、言語哲学の複合分野であり、日本やアメリカの研究者はバックグラウンドによって、その四分野のいずれかに偏り二つ以上の分野に精通する研究者は少ない。  しかし、オランダからは、そのような分野横断的研究者が数多く輩出されており、オランダの数理言語分野の教育体制に興味があった。
 また、アムステルダム大学には「ILLC(Institute of Logic, Language and Computation)」という数理言語学の最高峰の拠点の一つが存在し、今回の訪問で文理融合教育の実情について教員、学生達と議論した。
詳細:201211_bekki.pdfpdf

第9回 教員海外派遣研修 豪州 シドニー大学(2012.12)

お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科 教授:伊藤 貴之

シドニー大学 FD研修報告 10月24日~28日の日程でオーストラリア・シドニー大学のMasahiro Takatsuka准教授およびSeokhee Hong准教授とのとのディスカッションやインタビュー、両研究室のゼミ参加、留学している本学の研究室学生の視察と研究の進捗状況を確認で訪問した。
【学部・修士の教育について】
訪問先であるシドニー大学では、日本の一般教養に相当するものがなく、さらに学部の卒業研究もなく、3年間で学部を卒業する。そのまま大学院へ内部進学すると、日本の学部卒業研究に相当する研究経験がないまま、いきなり大学院レベルでの研究生活をスタートするため、進学直後は苦労するようだ。
【博士学生や教員の研究体制について】
大学院に進学すると、博士まで進学する指向が強いとのこと。また、非常に印象に残ったのが学生も教員もじっくり時間をかけて研究するという様子が伺えた。その背景には、年齢があがっても就職に不利になることが少ない社会というのが大きく影響していそうだ。
詳細:201210_ito.pdfpdf

第8回 教員海外派遣研修 豪州 UNSW(2012.12)

お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科 准教授:森山 新

シドニー FD研修報告 オーストラリア・シドニーで実施された日本語教育実習指導と、学部生用語学研修プログラムの開発の両方の報告です。
 日本学生支援機構(JASSO)のショートビジットプログラムの支援を受け、UNSWにおける教育実習が実施され、本学の大学院日本語教育コースから4名の学生が参加した。日本語教育実習指導として、ミーティング、日本語・日本文化に関する授業見学、実習を行う授業見学を行ったほか、Professionalの授業ではビジターセッションの授業を担当した。
 また、本学のグローバル人材育成推進事業のためにUNSWでの語学研修の拡大が求められており、語学センターとともに日本語学科の先生方との打合せ、及び授業参観を行った。
詳細:201209_moriyama.pdfpdf

第7回 教員海外派遣研修 英国 ロンドン大学(2012.02)

お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科 教授:榊原 洋一

本学の大学院の国際化に向けての可能性を探る 2011年2月25日から3月1日までの期間、文部科学省 特別経費「学生主体の新しい学士課程の創成」事業による教員海外派遣・調査研修として、海外派遣研修を実施した。
 滞在先は英国ロンドン大学King's College。本研修では、本学の大学院の国際化に向けて、保育・児童学コースとdual programの提携先となる可能性を探る。研修中には、大学院生を対象とした授業への参加、コース学生への授業実施、ならびにvice directorで小児科医であるDr. Lorekが兼任する地域の発達障害支援センター視察を行った。
詳細:201102_sakakihara.pdfpdf

第6回 教員海外派遣研修 米国 ワシントン大学(2011.02)

お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科 准教授:小谷 眞男

リベラルアーツとしての法学教育の現地調査 2011年2月14日から2月21日までの期間、文部科学省 特別経費「学生主体の新しい学士課程の創成」事業による教員海外派遣・調査研修として、海外派遣研修を実施した。
 滞在先は米国。本研修では、法学部やロースクールを有さない本学のような大学において、いかにして人間的な生活への知的チャレンジとしての法学教育を充実強化していくことができるか。市民社会とデモクラシーの成熟のための市民的教養として、法学教育はいかなるものでありうるか。その構想を練り上げていくために関連文献や資料などを探索しているなかで、海外、とくにアメリカ合衆国の先進的事例に参考になりそうな試みがいくつかあることが分った。
 そこで、リベラルアーツ教育にとくに力を入れていることで定評のあるアメリカ合衆国のいくつかの大学において、実際にどのような法学教育プログラムが展開されているかを調査し、どのような教育プログラム構想を作り上げていく際の理念的・実践的示唆を得ることが本調査の主要目的です。
詳細:201102_kotani.pdfpdf

第5回 教員海外派遣研修 越南 ホーチミン(2010.1)

お茶の水女子大学リーダーシップ養成教育研究センター 准教授:村山 真理

Young Leaders Program 参加報告 2010年10月1日から10月12日までの期間、Global Institute for Tomorrow(GIFT:Hong Kongベースの独立系シンクタンクが主催する「Young Leaders Program」は2006年から年1~2回実施されており、アジアの企業・行政・大学から数多い参加者を集めている。このプログラムでは、「新興諸国の国民一人一人の生活水準の向上を、持続可能な経済発展を通じて行う」という理念のもと、
①成長を続ける新興経済国での新たなビジネス機会の発見
②新興経済国で活躍するビジネスリーダーの育成
の2点を目的として開発された。本プログラムは、座学(現状の理解)⇒体験学習(ビジネスモデルの策定)⇒実行(投資家へのプレゼンテーション及び投資家によるビジネスモデルの評価)の3つのモジュールから構成されており、Project-Based Learningとして非常に完成度の高いカリキュラムである。
 今回のテーマは、ホーチミン周辺の農村部における公衆衛生の向上を目指した「手洗い慣行の定着化を図るビジネスモデル」の提案である。
詳細:201010_murayama.pdfpdf

第4回 教員海外派遣研修 仏国 パリ大学(2010.1)

お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科 先端融合系 准教授:長谷川 直子

現在、お茶大では教員数が減少している。充実した教育を維持するため、他大学や他コースとの連携教育を強化していく必要性に迫られていると筆者は考えている。
今回、フランスパリ大学の学部および大学院の教育システムと学生実習に参加することで、パリの複数大学における連携システムを理解し、都会での学生実習の方法を学ぶことで今後のお茶大での野外実習に役立てたいと考えた。
詳細:201010_hasegawa.pdfpdf

第5回 教員海外派遣研修 丁抹 コペンハーゲン大学(2010.1)

お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科 自然・応用科学系 教授:吉田 裕亮

科学教育分野における研究指導に関する調査 2010年10月1日から10月12日までの期間、文部科学省 特別経費「学生主体の新しい学士課程の創成」事業による教員海外派遣・調査研修として、海外派遣研修を実施した。滞在先はコペンハーゲン大学・理学部・科学教育学科、受け入れ担当教員は同学科の Carl Winslow 教授である。
 本研修では、科学教育分野における研究指導に関する調査を主たる研修課題とした。課題には分野として、科学教育を挙げたが、もっと一般に、理論理系分野における大学院生に対する修士論文指導の手法の調査を目的とし、その手法の良い点を取り込み、今後の研修者自身の論文指導に活かすことを目標として研修を実施した。
詳細:201010_yoshida.pdfpdf

第5回 教員海外派遣研修 韓国 梨花女子大学(2010.08)

お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科 人間科学系 准教授:申 琪榮

英語による教育の方法とその効果 本研修の目的は、本学との協定校であり、いち早く国際化を進めてきた韓国ソウル市の梨花女子大学を訪問し、当該大学が夏期休み中に実施している二つの教育プラグラムについて調査を行うことであった。調査対象のプログラムはInternational Co-ed Summer School(2nd Session)とInternational Studies Programであり、いずれも全課程を完全に英語で行っている。また、両プログラムは女子大という制限を超え、男女共学のプログラムとして運営している。International Studies Programはその対象を高校生に広げている特徴もある。
 本研修は、それらプログラムの実施状況や効果を調査することによって、本学でも検討を始めている英語による教育プログラムの可能性やその具体的な方法を模索するに参考事例を提供することを目的とした。
詳細:201008_shing.pdfpdf

第5回 教員海外派遣研修 濠州 オーストラリア国立大学(2010.02)

お茶の水女子大学リーダーシップ養成教育研究センター 講師:仲矢 史雄

オーストラリアANU、モナシュ大、デーキン大における教育活動の調査を終えて- オーストラリアはオーストラリア国立大学(Australian National University: ANU、16位)を筆頭として、国際大学ランキング(The QS World University Rankings旧The Times Higher Education Supplement )上位600校のうち、25校がランクインしている。高等教育の国際比較においてはアメリカやイギリスが注目されることが多いが、人口2000万人という比較的小規模な国家としては突出した存在である。近年の国際比較調査では、大学研究教育において国際化の度合いが重視されており、入学する学生の国際性だけでなく、教員の国際性が高いことも、オーストラリアの大学の特徴である。
 今回訪問した大学は、ANU(16位)、モナシュ大学(Monash University、45位)、デーキン大学(Deakin University, 355位)の、トップ校、上位校、中位校の3校であった。それぞれ研究重点大学、大規模大学、新興大学という特徴を持っている大学である。
 今回の調査では、オーストラリアは現在、国家戦略として科学コミュニケーションを重視しており、それらの先駆的な教育システムが開発されているANUのCentre of Public Awareness for Science(CPAS)を拠点に、1)大学の制度、2)教育内容、3)学生支援、4)研究環境、5)実績評価に着目し、授業担当者、研究者、大学職員に直接インタビューを行った。また、現在オーストラリアの大学に勤務している、日本において高等教育を修了した方々からも話を聞き、日本の大学の優れているところ、十分に国際水準に到達しているところ、改善すべき点について意見を聞くことができた。
詳細:201002_nakaya.pdfpdf

第4回 教員海外派遣研修 米国 カリフォルニア大学リバーサイド校他(2010.02)

お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科 人間科学系 教授:石井 クンツ 昌子

カリフォルニア大学のFDモデルと実施状況の調査 現在、お茶の水女子大学を含む日本の多くの大学では様々なプログラム・カリキュラム改革が行われている。これらの改革は米国の大学のカリキュラムをモデルにしているものが多い。カリフォルニア大学は研究・教育・運営面で世界的に高い評価を得ている総合大学であり、FDに関して多くのことを学べると考え、この海外派遣に応募した。本研修の主な目的は南カリフォルニアに位置するカリフォルニア大学の4分校を訪問して、FDの取り組みと実施状況を調査することであった。
 具体的には以下の日程でカリフォルニア大学の4分校(リバーサイド校・アーバイン校・サンディエゴ校・ロスアンゼルス校)を訪問し、これらの大学のFD関係の担当者と教職員へのヒアリングを実施して、大学院ゼミと学部科目の授業参観も行った。カリフォルニア大学リバーサイド校は石井が長年教鞭を取っていた大学なので、そのネットワークを活用して、教職員・福利厚生担当の副学長へのヒアリングを実施し、大学院ゼミと学部科目の授業参観を行った。アーバイン校では親交のある歴史学部の教授から授業についてのお話を聞き、この教授から紹介していただいたAcademic Personnelの担当教員へヒアリングを行った。サンディエゴ校とロスアンゼルス校では、ファミリー・フレンドリー制度に関する話をお聞きして、Teaching Awardに関する情報などを収集した。
詳細:201002_ishii.pdfpdf

第4回 教員海外派遣研修 埃国 マンソウラ大学(2009.12)

お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科 自然・応用科学系 准教授:森 義仁

我が国において、大学国際化について議論されるとき、その課題の一つに英語による授業の実施がある。授業を提供する教員においても、また履修する学生においても様々な困難が予想される。以前より中東は、特に自然科学系の学部では完全な英語による授業であると聞いていた。エジプトの主要言語はアラビア語である。英語の授業においてアラビア語を母語とするものが直面しした困難やそれに対する工夫があったはずで、それらについて収集される知見は、近い将来、わたしたちにとり有益なものとなる可能性がある。そこで、協定校であるエジプト・マンソウラ大学に依頼、理学部のMagda AKL氏にはその調整役をお願いし、授業への参加および英語による授業に伴う教員の工夫に関して懇談する機会を作って頂いた。マンソウラはカイロから車で二時間半、カイロとポートサイドどの間にあり、エジプト=砂漠のイメージとは程遠い、ナイルデルタに位置する緑豊かな地方都市である。
詳細:200912_mori.pdfpdf

第4回 教員海外派遣研修 英国ロンドン大学 LSE(2009.11)

お茶の水女子大学人間文化創成科学科 自然・応用科学系:准教授 萩田真理子

2009年11月1日から26日まで海外派遣研修を実施しました。その間、主にロンドン大学のLSE(The London School of Economics and Political Science)に滞在して下記の研修を行いました。
・ LSEの教育制度についての聞き取り調査
・ LSEの入試制度や留学生の割合について、入試担当者から説明を受ける
・ LSEの大学1年生向けの数学の講義を見学
・ LSEの大学院セミナーを見学
・ LSEのJan van den Heuvel教授との共同研究を通じて、研究環境を調査
・ ロンドン大学クイーンメアリー校で行われた組合せ論セミナーに出席し、ロンドンの組合せ論研究者の研究環境を調査
・ オックスフォード大学及びロンドン大学の他のいくつかのカレッジを見学し、イギリスの大学環境を調査
詳細:200911_hagita.pdfpdf

第4回 教員海外派遣研修 米国ヴァッサー大学(2009.11)

お茶の水女子大学人間文化創成科学科 文化科学系:教授 三浦 徹

米国におけるリベラルアーツ教育の授業実践と連携教育の可能性 (1)ヴァッサー大学教育現地調査 2009年11月17日―20日
 報告者は、08年9月にヴァッサー大学の教育について現地調査を行い、教育システム(カリキュラム、学生指導体制、進路、教育設備等)の現地調査を行った。これをふまえ、一般教育科目および専門科目の授業参観(参与観察およびインタビュー)を行うことにより、リベラルアーツ・カレッジとしてのヴァッサー大学の教育実践を学ぶ。
(2)北米中東学会年次大会の「Teaching Islam in Comparative Perspective」(米国社会科学研究評議会主催)のパネルに参加し、本学での授業実践を報告するとともに、海外と連携した中東イスラム理解教育の可能性をさぐる。2009年11月21日―22日
詳細:200911_miura.pdfpdf

第4回 教員海外派遣研修 米国ヴァッサー大学(2009.11)

お茶の水女子大学人間文化創成科学科 文化科学系:教授 菅 聡子

2009年11月15~22日、米国・ヴァッサー大学(Vassar College)において、FD海外研修として授業実践を行った。交流プログラム全体は、大学院GPとの共同派遣であったため、日本語の授業参観等は合同で行った。
11月16日  日本語実習参観(3コマ)、キャンパスツアー
11月17日  日本語授業参加(1コマ)、Japanese Popular Culture and Literature(担当:土屋浩美先生)で授業実践(報告例1)
11月18日  日本語実習参観(2コマ)、 図書館Special Collection (Oyama Sutematsu, Jean Webster)見学
11月19日  日本文化授業参観(1コマ)、授業見学(Gender)、テレビ会議合同授業参観
11月20日  日本語実習参観(2コマ)、日本語授業参加(1コマ)、公開講演会(報告例2)、交流パーティー
 本報告では、FD海外研修の観点から、授業実践(報告例1)ならびに公開講演(報告例2)に焦点化して、その経緯を報告し、加えて今後の展開に向けての問題点等を記したい。
詳細:200911_kan.pdfpdf

第4回 教員海外派遣研修 仏国ESPCI(2009.11)

お茶の水女子大学人間文化創成科学科 自然・応用科学系:教授 奥村剛

 2009年11月3日から11月17日までパリのESPCIを拠点として、フランスのソフトマター物理領域における高等教育体制・女性研究者支援体制の調査と研究交流を行った。ソフトマター物理とは1991年にノーベル物理学賞を受賞したパリのコレージュ・ド・フランスの故de Gennes教授らが中心となって切り開いた比較的若い分野である。このソフトマター物理分野には本当に多くのフランス女性研究者がいる。例えば、50歳代から60歳代のソフトマター物理の指導的女性研究者を思いつくままに挙げると、Francoise Brochrad(キューリー研究所)、Dominique Langevin(パリ南オルセー大学)、Liliane Leger(パリ南オルセー大学)、Anne-Marie Cazabat(パリ大学)、Michele Adler(パリ東大学)、故Claudine Williamsなどがおりいずれも世界的に有名である。加えて、若手・中堅にも非常に多くのアクティブな女性研究者がおり、今回インタビューした若手のうち3名の女性研究者は妊娠中であったが途切れることなく研究をつづけていた(うち2名は2人目)。この世界的に見ても特異な状況はなぜ生じえたのかを探ることが今回の研修の目的である。
詳細:200911_okumura.pdfpdf

第3回 教員海外派遣研修 英国ロンドン大学(2009.09)

お茶の水女子大学人間文化創成科学科 文化科学系:教授 宮尾正樹

平成21年9月13日から16日まで、英国ロンドン大学SOASを訪問した。研修は、
David Nathan先生(写真左)
宮尾(写真中央)
方美麗(本学外国語教員・写真右)
※Nathan氏はEndangered Language Programに取り組んでいる

1) 9月13日、言語学科長Peter Sels教授、Noriko Iwasaki講師他2名から、SOAS及び言語学科に関する情報収集
2) 9月14日、Endangered Language Program の責任者David Nathan氏から、プログラムについての説明
3) 9月14日、Noriko Iwasaki講師と、本学からSOASへの学生派遣の可能性について相談
4) 9月16日、言語学科長Peter Sels教授から、SOASの学部及び大学院教育についての説明
5) 9月16日、Japan and Korea学科のKazumi Tanaka講師から、日本語教育の現状、SOASから日本への学生派遣状況についての説明
6) China and Inner Asia学科のMichel Hockx教授から、学部及び大学院教育についての説明
7) Center for Excellence in Teaching and Learningのセンター長、Itesh Sachedev教授から、SOASにおける第二言語教育についての説明と、本学学生の日本語教育インターンシップの可能性についての相談
からなる。
詳細:200909_miyao.pdfpdf

第3回 教員海外派遣研修 英国ロンドン大学(2009.09)

お茶の水女子大学グローバル教育センター:外国語教員 方美麗

 平成21年7月25日から9月28日まで、英国ロンドン大学にてお茶の水女子大学中級中国語教材開発の内容を構築するための研修・調査を行った。
  欧米や韓国では中国語教育に国策的に力を入れはじめている。日本の大学では学習者数こそ多いものの、国際的コミュニケーションを目標に設定した中国語教育が行われているとは言えず、教材や教育方法の開発も遅れている。現在日本の大学で使用されている中国語教材には多くの問題があるが、特に中級教材は、初級教材とのレベルの差が大きい、到達目標が明確でなく、聞く、話す、読む、書くの四技能を総合的に養成する内容になっていない、など問題が大きい。初級、中級の一貫した中国語教育を行い、使える中国語、上のレベルにつながる中国語を修得させるために、本学独自の教材開発が不可欠であり、特に中級教材の開発が急務である。四技能のバランスを考慮した教材開発では英語教育が先行しており、先進的実践地であるロンドン大学で第二言語教育の研修を行い、最新の教材作成法を調査し、本学独自の中級中国語教材のアウトラインを構築した。
詳細:200908_fang.pdfpdf

第2回 教員海外派遣研修 波蘭・独国 ワルシャワ大学・ミュンヘン大学(2009.03)

お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科 文化科学系 准教授:森山 新

 ワルシャワ大学日本学科、ミュンヘン大学日本センターとも日本語教育がさかんな大学であり、本学の学部・大学院レベルでの教育・研究交流を強く希望していた。本学の「言語と文化」、「グローバル化と日本語教育」などの授業で推し進めている交流型授業の内容を紹介し、両大学の日本語・日本文化の授業とジョイントで交流型授業を展開することで、多言語習得と多文化理解を推進していくことについて話し合った。また日本学コンソーシアムや国際ジョイントゼミを通しての日本学共同教育・研究の可能性についても話し合った。いずれも実現可能性が高く、今後の進展が期待できる。
詳細:200903_moriyama.pdfpdf

教育現地調査 韓国 淑明女子大学(2009.03)

お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科 文化科学系 教授(前教育機構長):三浦 徹
お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科 自然・応用科学系(食物栄養学)教授:香西 みどり
お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科 自然・応用科学系准教授(物理学)准教授: 曺 基哲

「国際規格のFD 戦略」による現地調査  淑明女子大学は、1906年に韓国皇室によって設立された女子大学で、100周年をへたいま、"Gentle Power to Change the World"をスローガンに掲げ、さまざまな取り組みを進めている。お茶の水女子大学とは、2000年に交流協定を締結し、淑明女子大学からは毎年交換留学あるいは日本文化研修プログラムでの留学生を迎えている。また、2007年度から、淑明女子大学では、夏期の英語によるKorean Studies Programを開始し、お茶大からこれに参加する学生もいる。訪問調査は、2008年8月に三浦および森山新准教授が予備調査(資料入手と打合せ)をおこない、09年3月に3名の教員が訪問した。
詳細:200903_shukumei.pdfpdf

第2回 教員海外派遣研修 英国ハル大学(2009.03)

お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科 自然・応用科学系(化学):リサーチフェロー(現准教授) 宮本恵子

 高校で教えている化学の内容が質、量ともに低下している昨今、大学での初年度の授業を分かり易くする必要が生じている。一方英語の必要性は大変高まっているものの、実態は理系の学生は一般的に文系よりも英語の学力が低い傾向にある。そこで、化学の基礎的な内容を、英語を適宜取り入れることによって、学生の興味をかき立てながら教えることができれば、一挙両得以上の効果を得られるのではないだろうかと考えた。これまで本学では、特別な一部のセミナーなどを除けば、化学の授業はすべて日本語で行われてきたが、2009年度から初めて基礎化学Bの授業を日本語に加えて一部英語でも実施することになった。全学共通科目である基礎化学B では物理化学、無機化学、分析化学を中心として授業を行っており、毎年受講生の中心は理学部の化学科、生物学科、物理学科の1年生である。その参考にするために、英国における化学教育を視察してきた。
詳細:200903_miyamoto.pdfpdf

第2回 教員海外派遣研修 英国ハル大学(2009.03)

お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科 自然・応用科学系(化学):教授 鷹野景子

 平成21年3月9日(月)から13日(金)までの5日間、英国ハル大学(学生数約2万人)を訪問した。2007年に行われた'留学生満足度調査(International Student Barometer survey)において、ハル大学は56大学中第2位にランクインしている。また、国内学生満足度調査では3年連続トップ10入りを果たし、87 %以上の卒業生が、学習体験、生活体験、支援サービスの充実度をあげ、ハル大学に高い評価を与えている。留学生(学生の10 %を占める)の受入れにも、学生への支援にも力を入れているハル大学で、教育活動に関する調査と授業参観、およびスタッフディベロプメント (SD) 活動の調査を行った。
詳細:200903_takano.pdfpdf

教育現地調査 米国 ヴァッサー大学(2008.09)

お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科 文化科学系教授(前教育機構長):三浦 徹
お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科 文化科学系(言語文化学)准教授:戸谷 陽子
お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科 自然・応用科学系(化学)准教授: 近藤 敏啓
お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科 自然・応用科学系(生物学)講師:近藤 るみ

「国際規格のFD 戦略」による現地調査 1861 年創立。高度な、寄宿舎制、共学のリベラルアーツ・カレッジであり、リベラルアーツ・カレッジとしてトップクラスにある。教員における開拓的な成果、カリキュラム改革の歴史、美しいキャンパスで名高い(Quick Vassar Facts より)
詳細:200809_vasser.pdfpdf

第1回 教員海外派遣研修 米国 カリフォルニア大学デービス校(2008.09)

お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科 自然・応用科学系(情報科学)准教授:伊藤貴之

国際会議IEEE VisWeek カリフォルニア大学デービス校では、かねてから同じ研究分野に従事する研究者として親交を深めていたKwan-Liu Ma教授にお世話になった。現地では主に、Ma教授が所属するコンピュータサイエンス学部についてもヒアリング等を進めた。また、Ma教授の研究室で新しい研究プロジェクトを始め、論文を国際会議に投稿した。(12月1日採録決定、来年4月20日発表。)
国際会議IEEE VisWeekには、伊藤研究室の博士前期課程2年の学生2名がポスター発表に採録されていたので、その2名と一緒に参加した。学生には10月15日にデービス校に来てもらい、Ma教授の研究室で発表練習をした後に、学会に移動した。そのうち1名は、ポスター発表で表彰を受けた。
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教育現地調査 韓国 梨花女子大学(2008.09)

お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科 文化科学系 教授(前教育機構長):三浦 徹
お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科 文化科学系 准教授: 森山 新

「国際規格のFD 戦略」による現地調査 予備調査 : 2008年8月 : 国際交流担当副学長との面談、学内ツアー、学長、副学長面談・教務課長面談
本調査 : 2008年9月5日 : 日本語講義参観、国際学科Division of International Studies 訪問、経歴開発センターCareer Development Center、 化学科訪問、自然科学部長との面談、国際交流担当副学長との面談
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国際規格のFD戦略事業によるFD

国際規格のFD戦略事業によるFDイベント一覧(2008〜2013)
国際規格のFD戦略事業による教員海外派遣研修一覧(2008〜2014)
国際規格のFD戦略事業による招聘講師FD授業一覧(2008〜2013)
FDエッセイ(2006〜2007)


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