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四学期制

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四学期制導入: 2 つの主眼

(1)学修の質のさらなる向上・学修量の確保(確実な学修の仕組みとして)

 四学期制をとると、なぜ学修の質の向上と学修量の確保に資するのか。
 四学期制になると個々の学生の学期あたり(つまり同時期)に履修する授業科目数が減るため、一科目に投入する授業時間外学習を含めた学修時間が必然的に増大する。同時並行学習する科目数が減少することで、個々の科目の学修の質向上を見込むことができる。
 科目あたりの授業時間外学習が増えることは、授業の性質上、課題要求が大きくなるアクティブ・ラーニングの実施を下支えすることになる。科目あたりの学修量の確保と質の維持を強調する単位制度の実質化の要請とも符合して、現下の教育課題にも自然に対応できることになる。
 また、学期が短くなることで集中学習の利点が強調されがちだが、授業実施の方法として1、3 学期、あるいは2、4 学期開講とするなど分散学習の利点を活かした運営の仕方にも道を開くこと になる。


(2)学生の主体的な学修活動の促進(学事暦の国際的な互換性を高める)
 〜 テーラーメードのアカデミックプランニングを一層促進 〜

 5月に第1学期を終えることで、海外大学の学事暦との互換性が高まり、サマープログラム等 各種留学プログラムの受講可能性が広がる。これにより国際流動性が高まり、グローバルな学修 機会を飛躍的に拡充できる。国際流動性の向上は教員の研究活動にとっても同様にあてはまる。
 また、学期単位を短くすることで、一学期丸ごと、あるいは夏期休暇とその前後の学期を組み 合わせた期間に、国内外問わず長期インターンシップやボランタリー活動、国内単位互換の各種 プログラムに参加することも可能になり、学生の主体的で多様な学修活動が促進される。先々に はこうした学修を目的にした特別休学制度を設けることで一層の促進策を講じることもできる。
 さらに、本学のサマープログラム(集中授業)の拡充による国際化を進め、事実上の五学期制 を形成することで学修機会の多様化は一層進むことになる。


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