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JICA地域別研修「中西部アフリカ幼児教育」を実施しました

2017年10月24日更新

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講義中の様子

お茶の水女子大学は、独立行政法人国際協力機構(JICA)の委託を受け、中西部アフリカのベナン、ブルキナファソ、カメルーン、チャド、コートジボワール、ニジェール、セネガル、ガボン、ギニアから15名の研修員を受け入れ、2017年9月25日から10月20日まで幼児教育に関する研修を実施しました。15名の研修員はいずれも各国の幼児支援分野における行政官や視学官、指導主事など、指導的な立場の方々です。この研修は、中西部アフリカの仏語圏諸国を対象としてお茶の水女子大学が実施してきたもので、今年で12年目になります。

サハラ以南アフリカにおいては、5歳未満児の死亡率や栄養失調・疾病患率が非常に高く、早急に解決すべき問題となっています。国際社会においても、近年では、乳幼児期からの保護と教育を一体化させた総合的アプローチの重要性が認識され、幼児教育分野での途上国に対する支援体制が強化されてきました。しかし、サハラ以南アフリカでは、乳幼児の保護や教育に関する専門的人材は不足しているのが現状です。

そこでこの研修では、アフリカ地域の人材育成に資するべく、日本の幼児教育や保育、幼児に対する支援について、その制度・政策、保育内容・保育方法、人材育成、評価などに関して、講義や視察、ワークショップを実施しました。これらを通じて幼児支援に関する研修員の知識や技能を向上させることを目標にしました。研修後のアンケートでは、研修で掲げた6つの単元目標(①所属組織での問題点の発見・整理、②ECD[Early Childhood Development]の概念・内容・動向、③幼児教育における格差問題とその是正策、④子どもの発達に応じた適切な保育内容・保育方法・教材作成、⑤教員養成・研修のシステム、⑥幼児教育における評価)についていずれも高い達成度が示され、満足度も高くたいへん好評でした。研修最終日には、各研修員から帰国後の行動計画(アクションプラン)が発表されました。研修員は帰国後、この行動計画に基づき、日本での研修の成果を自国で活用していくことになります。

  • photo2幼稚園を視察
  • photo3ワークショップで紙コップを使って手作り
    おもちゃを製作する研修員たち
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