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2009年9月12日・13日 第6回日本子ども学会議「子ども・環境・脳科学」
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 お茶の水女子大学グローバルCOE「格差センシティブな人間発達科学の創成」では、日本子ども学会と共催で、子ども学会議「子供・環境・脳科学」を開催いたします。本会議は、研究者、教育者、保育関係者、子育て中の親といった子どもに関心のある誰でもが参加できる学際的な場を提供し、子どもと子どもが生活する環境に関する課題を幅広く話し合うことを目指しております。関心をお持ちの多くの方々のご参加をお待ちしております。

【日時】
2009年9月12日(土)・13日(日)

【場所】
お茶の水女子大学

【プログラム】
2009年9月12日(土)
〔午前〕 
 代表講演 「チャイルドケアリングデザイン」 
       小林 登(日本子ども学会代表)

 基調講演 「子どもが忌避される時代」
       本田 和子(お茶の水女子大学元学長、名誉教授)

〔午後〕 
 ポスター発表
 シンポジウム①「今、早期教育を考える」
 シンポジウム②「子どもとゲームをめぐる過去・現在・未来」

〔夕刻〕
 懇親会

2009年9月13日(日)
〔午前〕 
 シンポジウム③「良質のチャイルドケアリングとは」
 シンポジウム④「子育てを手助けする『頼りになる情報環境」の構築に向けて」

〔昼〕 
 日本子ども学会総会

〔午後〕 
 鼎談「狼少女はいなかった」 
  鈴木光太郎(新潟大学)、内田伸子 他

 子ども学会議ポスターはこちらから

【主催】
日本子ども学会

【共催】
お茶の水女子大学グローバルCOE「格差センシティブな人間発達科学の創成」

【お問い合わせ】
第6回子ども学会議事務局
お茶の水女子大学 人間発達教育研究センター 榊原洋一
TEL:03-5978-5477 FAX:03-5978-5943


【活動報告】
 お茶の水女子大学グローバルCOE「格差センシティブな人間発達科学の創成」は、2009年9月12日(土)・13日(日)に、日本子ども学会と共催で、第6回日本子ども学会議「子ども・環境・脳科学」を開催しました。

 子ども学会議は、子どもを対象としたさまざまな分野の研究者、教育者、実践者が一同に参画し、さまざまな視点から意見を交換し、子どもの生活と発達に資する提言を行ってゆくことを目的とした学会です。今回は「子ども・環境・脳科学」というテーマで、保育環境、子どもを取り巻く情報、ゲームなどについて、シンポジウム形式でその現状と課題、将来の展望についてさまざまな立場から検討することを目的として開催されました。

 冒頭に代表の小林登氏より、チャイルドケアリングデザインという新しい概念いついての提唱が行われ、基調講演で本田和子氏より、「子どもが忌避される時代」という現代社会の子どもへの対応について鋭い分析を含んだ講演が行われました。また最後に、発達心理学の「神話」を批判した鈴木光太郎氏による講演が行われました。(場所:お茶の水女子大学徽音堂;参加者250名)

  

2009年9月11日 第4回東アジア“子ども学”交流プログラム「言葉の発達と脳科学~東アジアでの研究と実践」
Poster :hara  on09/11

 お茶の水女子大学グローバルCOEプログラム「格差センシティブな人間発達科学の創成」では、チャイルド・リサーチ・ネットと共催で、第4回東アジア“子ども学”交流プログラム「言葉の発達と脳科学~東アジアでの研究と実践」を下記の要領で開催いたします。参加ご希望の方は、インターネットか往復はがきにて、チャイルド・リサーチ・ネット事務局宛てにお申し込みください。

【日時】
2009年9月11日(金) 10:00~17:00

【場所】
お茶の水女子大学理学部3号館701室

【プログラム】
10:00~ 開会のごあいさつ
10:10~11:10
   基調講演 「脳科学と言語」 
   小泉英明(日立製作所役員 日立基礎研究所フェロー)
11:10~12:00
   特別講演 「幼稚園カリキュラムにおける"早期閲読"」
   朱家雄(華東師範大学教授)
12:00~13:30 昼休み
13:30~13:50
   「上海のカリキュラム改革下の幼稚園教師の専門性」 
   姜勇(華東師範大学副教授)
13:50~14:20
   「中国の"早期閲読"の現状と将来」 
   張明紅(華東師範大学副教授)
14:20~14:30 休憩
14:30~16:30
   シンポジウム「リテラシー習得に及ぼす社会文化的要因の影響~日・中・韓比較~」
   シンポジスト:
     日本―内田伸子(お茶の水女子大学教授)
     韓国―李 基淑(梨花女子大学教授)
     中国―周 念麗(華東師範大学副教授)
   オーガナイザー:
     榊原洋一(お茶の水女子大学教授)
16:30~17:00 質疑応答(会場からの質問)
17:00~ 閉会のごあいさつ

【お申し込み】
参加は無料です。先着順で定員200名になり次第締め切りとさせていただきますので、ご了承ください。
 ◆インターネットからのお申し込み
 チャイルド・リサーチ・ネットのホームページから直接お申し込みください。
 
 ◆往復ハガキ
 お名前、所属、ご住所、メールアドレスまたはお電話番号、参加会議名:「第4回 東アジア子ども学交流プログラム」を明記のうえ、チャイルド・リサーチ・ネット事務局までお送りください。

【お申し込み・お問い合わせ】
東アジア“子ども学”交流プログラム実施事務局
〒101-8685
三井ビル16階(㈱ベネッセコーポレーション内)
チャイルド・リサーチ・ネット(CRN)
TEL:03-3295-0293
(10:00~12:00、13:00~17:00、土・日・祝日を除く)

 プログラムポスターはこちらから

【協賛】㈱ベネッセコーポレーション、ベネッセ次世代育成研究所
【後援】中国駐日大使館教育処、日本子ども学会、日本赤ちゃん学会、日中教育研究交流会議


【活動報告】
 2009年9月11日(金)、お茶の水女子大学グローバルCOEプログラム「格差センシティブな人間発達科学の創成」は、チャイルド・リサーチ・ネット(CRN)と共催で、第4回東アジア“子ども学”交流プログラム「言葉の発達と脳科学~東アジアでの研究と実践」を開催しました。200名定員の会場がほぼ満席になるほどたくさんの方々が足を運んでくださり、会場は終始熱気に包まれていました。  

 子どもはどのように言葉を獲得し、発達していくのか。脳科学研究で、現在どこまで解明されているのか。また、社会的・文化的環境、親子のかかわりなどによって、言葉の発達はどのように影響されるのかなどについて、小泉英明先生(日立製作所役員待遇フェロー)が基調講演を行ったのに続き、中国側から、姜勇先生(華東師範大学副教授)が上海市幼稚園教師の文化的状況について、さらに張明紅先生(華東師範大学副教授)が「中国の幼稚園における早期読書教育活動のデザインと実施」について、講演を行いました。













 午後の日中韓国際シンポジウムでは、グローバルCOEの国際格差班で取り組んでいる「リテラシーの習得に及ぼす文化社会の要因の影響についての国際比較調査」について分析結果が報告され、リテラシー習得や学力基盤力に対する経済格差やしつけスタイルの影響が明らかにされました。韓国と日本の結果が非常に類似している一方、中国では経済格差の影響が幼児期の後期まで強く表れ、しつけスタイルについても両国とは全く異なる影響が見られることが報告され、フロアを巻き込んでの活発な討論が展開されました。このシンポジウムの総括として、親への子育てのサポートの重要性が指摘され、政府への政策提言の方向性も導き出すことができました。

 東アジア子ども学交流プログラムも4回目になりますが、東アジアの研究者が一同に集まって子どもの問題を検討することの必要性を、改めて認識する一日となりました。
(場所:お茶の水女子大学理学部3号館701教室;参加人数:約200名)

※本プログラムの発表内容については、後日CRNのホームページに掲載いたします。

  

2009年6月15日 公開講演会「ジェンダー及び格差是正の点から見たフランスの家族政策」
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 お茶の水女子大学WORK-FAM「ジェンダー・格差センシティブな働き方と生活の調和」プロジェクト(近未来)では、ジェンダー研究センターおよびグローバルCOEプログラム「格差センシティブな人間発達科学の創成」との共催で、フランスの家族政策に詳しい研究者であるジャンヌ・ファニャニ先生をお招きして公開講演会を行います。

 この講演会は、WORK-FAMプロジェクトの最終年度(24年度)に実施する国際シンポジウムに向けて、海外の先進事例を研究する目的で行うものです。WORK-FAMプロジェクトの概要は下記ホームページをご覧ください。
http://www.dc.ocha.ac.jp/gender/workfam/index.html

【日時】
2009年6月15日(月)18時00分~20時30分

【場所】
お茶の水女子大学 大学本館3階306号室
   
【講演者】
Jeanne Fagnani(ジャンヌ・ファニャニ) 
(CNRSフランス国立科学研究機構研究部長)

【討論者】
神尾真知子(日本大学教授)

【テーマ】
「ジェンダーおよび格差是正の点から見たフランスの家族政策」
 
【司会】
戒能民江(お茶の水女子大学副学長)

申し込み不要・入場無料(定員150名)

 公開講演会ポスターはこちらから

【主催】
お茶の水女子大学WORK-FAM Project「ジェンダー・格差センシティブな働き方と生活の調和」

【共催】
お茶の水女子大学ジェンダー研究センター
お茶の水女子大学グローバルCOEプログラム「格差センシティブな人間発達科学の創成」 
               
【お問い合わせ】
お茶の水女子大学 WORK-FAM事務局 担当・市川 詠子
〒112-8610
東京都文京区大塚2-1-1 
お茶の水女子大学大学本館(月~金・10時~17時)
TEL: 090-8801-4677
e-mail: workfam@cc.ocha.ac.jp
プロジェクトHP: 
http://www.dc.ocha.ac.jp/gender/workfam/index.html


【活動報告】
 2009年6月15日(月)、お茶の水女子大学グローバルCOEプログラムが共催する、公開講演会「ジェンダー及び格差是正の点から見たフランスの家族政策」が開催されました。(主催:お茶の水女子大学 WORK-FAM Project「ジェンダー・格差センシティブな働き方と生活の調和」)

 まず、CNRSフランス国立科学研究機構研究部長のジャンニ・ファニャニ先生による、フランスの家族政策に関する特別講演の後、第二部として、日本大学法学部教授の神尾真知子先生を討論者としてお迎えし、ジェンダーおよび格差是正の視点から家族政策を考える討論会を行いました。

 当日は学内外から大変多くの参加があり,質疑応答の時間には活発な議論が展開されました。(場所:お茶の水女子大学大学本館306号室;参加者83名)











  

2009年6月11日 国際セミナー「階層線形モデル(HLM)入門ワークショップ」
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お茶の水女子大学グローバルCOE「格差センシティブな人間発達科学の創成」では、カナダから
ダグラス・ウィルムス(Douglas Willms)教授をお迎えして、「階層線形モデル(HLM)入門ワーク
ショップ」を開催いたします。

 Willms教授は、カナダのニューブランズウィック大学の社会政策研究所・所長であるとともに、Royal
Society of CanadaとInternational Academy of Educationのフェローでもあります。学力の
国際比較、学校効果、幼児発達の専門家として、OECD(経済協力開発機構)が実施している生徒の
学習到達度調査(PISA:Programme for International Student Assessment)や、
カナダ政府が実施している青少年縦断調査National Longitudinal Survey of Children and
Youth (NLSCY)の質問紙の策定及び、その分析の第一人者であります。

 本ワークショップでは、OECD(経済協力開発機構)が実施している生徒の学習到達度調査(PISA:
Programme for International Student Assessment)のデータを用いて、マルチレベルな
データ分析に必要な統計手法の概念、および入門的な統計処理のテクニックを学びます。参加者
には各自パソコンを持参いただき、実際にHLMソフトウエアを用いて、共通のデータを分析していく
形態で、実践的な知識・技術を紹介します。

【講師】
Douglas Willms(ダグラス・ウィルムス)教授
(Canadian Research Institute for Social Policy, University of New Brunswick)

【タイトル】
HLM (Hierarchical Linear Models)入門ワークショップ

【日時】
2009年6月11日(木)9:30 ~16:30

【場所】
お茶の水女子大学 本館135号室(カンファレンスルーム)

参加費:無料 (ただし、パソコンは各自持参)
事前申込:要 (定員20名) 申し込みは締め切りました。 
5月28日(木)までに下記アドレスまでメールにてお申し込み下さい。
言語:講義…英語 質疑応答:日英通訳

【主催】
お茶の水女子大学グローバルCOEプログラム「格差センシティブな人間発達科学の創成」

 国際セミナーポスターはこちらから

【申込・問い合わせ】
お茶の水女子大学グローバルCOE事務局
112-8610 東京都文京区大塚2-1-1
Tel&Fax 03-5978-5247
【活動報告】
 お茶の水女子大学グローバルCOEプログラム「格差センシティブな人間発達科学の創成」では、カナダのニューブランズウィック大学の社会政策研究所所長であるダグラス・ウィルムス教授による国際セミナー「階層線形モデル(HLM)入門ワークショップ」を開催しました。

 本ワークショップでは、OECD(経済協力開発機構)が実施している生徒の学習到達度調査(PISA:Programme for International Student Assessment)の日本のデータを用いて、マルチレベルなデータ分析に必要な統計手法の概念、および入門的な統計処理のテクニックの解説を行いました。参加者(20名限定)には各自パソコンを持参していただき、実際にHLMソフトウエアを用いて、共通のデータを分析していく形態で、実践的な知識・技術を紹介しました。(2009年6月11日; 場所:お茶の水女子大学本館135号室; 参加者20名〔限定〕)

  

2009年6月9日 国際セミナー「教育評価の新たな取り組み」
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 お茶の水女子大学グローバルCOE「格差センシティブな人間発達科学の創成」では、カナダから
ダグラス・ウィルムス(Douglas Willms)教授をお迎えして、国際セミナー「教育評価の新たな
取り組み:学校・生徒に関する調査結果を、どのように学校教育の方針や学習環境の改善に反映さ
せるか」を開催いたします。

 Willms教授は、カナダのニューブランズウィック大学の社会政策研究所・所長であるとともに、
Royal Society of CanadaとInternational Academy of Educationのフェローでもあります。
学力の国際比較、学校効果、幼児発達の専門家として、OECD(経済協力開発機構)が実施している
生徒の学習到達度調査(PISA:Programme for International Student Assessment)や、
カナダ政府が実施している青少年縦断調査National Longitudinal Survey of Children and
Youth (NLSCY)の質問紙の策定及び、その分析の第一人者であります。

 本講演では、カナダにおいて行われた幼児発達度をはかる調査(Early Years Evaluation)、
また学校文化および生徒の自尊心をはかる調査(Tell Them From Me)のデータ分析を通して、
教育に関する調査データをどのように実際の学校教育の改善に役立てていくかについて考察をします。

【講演者】
Douglas Willms(ダグラス・ウィルムス)教授
(Canadian Research Institute for Social Policy, University of New Brunswick)

【題目】
「教育評価の新たな取り組み:学校・生徒に関する調査結果を、どのように学校教育の方針や
学習環境の改善に反映させるか。」

【日時】
2009年6月9日(火)13:30 ~16:30

【場所】
お茶の水女子大学 本館135号室(カンファレンスルーム)
本館128号室

参加費:無料 事前申込:不要
言語:講演…英語 質疑応答:日英通訳

【主催】
お茶の水女子大学グローバルCOEプログラム「格差センシティブな人間発達科学の創成」

 国際セミナーポスターはこちらから

【お問い合わせ】
お茶の水女子大学グローバルCOE事務局
112-8610 東京都文京区大塚2-1-1
Tel&Fax 03-5978-5247
【活動報告】
 お茶の水女子大学グローバルCOEプログラム「格差センシティブな人間発達科学の創成」では、カナダのニューブランズウィック大学の社会政策研究所所長であるダグラス・ウィルムス教授をお迎えして、国際セミナー「教育評価の新たな取り組み:学校・生徒に関する調査結果を、どのように学校教育の方針や学習環境の改善に反映させるか」を開催しました。

 冒頭に教育格差を測ることの重要性、幼児期から青少年期の発達段階別の総合的な評価フレームワークをについて解説がありました。その後、調査結果をどのように保護者・学校の先生・教育政策にフィードバックし、データを活かしていくかといった内容を教授ご自身で開発されたウエッブ調査の幼児発達度を測る調査(Early Years Evaluation)、また学校文化および生徒の自尊心を測る調査(Tell Them From Me)の実例を通して、お話いただきました。

 40名の参加者(内、外部参加者25名)からは、カナダと日本のデータコレクションの文化の相違、個人能力に関するデータ使用の保護、国際比較学力調査における家庭背景の測り方などについて、多くの質問、コメントが出されました。(2009年6月9日;場所:お茶の水女子大学本館135号室)

  

2009年6月1日 国際セミナー「ベトナムにおける幼児教育の格差」
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 2009年6月1日(月)、お茶の水女子大学グローバルCOEプログラム「格差センシティブな人間発達科学の創成」(国際的格差領域)は、国際セミナー「ベトナムにおける幼児教育の格差」を開催しました。

 はじめに、ハノイ国立教育大学の Le Thi Thanh Thuy准教授から、ベトナムの幼児教育における格差の現状と芸術表現教育・創造教育の改革を通じた格差解消の可能性に関する報告がなされました。それに続き、同じくハノイ国立教育大学の Dang Hong Phuong講師から、ベトナムの幼児の身体発達の現状と保健体育教育の実際が報告されました。参加者からは積極的な質疑がなされ、有益な議論が行われました。(開催場所:お茶の水女子大学第五会議室;参加約25名)













  

2009年4月30日 講演会「幼児期の言葉の発達の連続性を理解する」
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 Nichara先生は、タイマヒドン大学で、小児精神医学、言語発達を専門とされており、自閉症児の
言語発達などの研究をされています。今回国際格差、養育格差領域との共同研究の打ち合わせで
来日されるのを機に、講演をしていただくことになりました。
 ご関心のある方は、ぜひお越しください。

【テーマ】
「幼児期の言葉の発達の連続性を理解する」

【講師】
ニチャラ ルアンダラガノン 准教授
(タイ マヒドン大学ラマティボディ病院小児科)

【司会】
榊原 洋一(お茶の水女子大学 教授)

【日時】
2009年4月30日(木)16時00分~18時00分

【場所】
お茶の水女子大学本館1階生活科学部会議室

参加費:無料 事前申込:不要
言 語:講演…英語 質疑応答…英語、日本語通訳

 講演会ポスターはこちらから

【問い合わせ先】
お茶の水女子大学 人間発達教育研究センター 
チャイルド ケア アンド エデュケーション講座 榊原研究室
電話:03-5978-5477 


【活動報告】
 お茶の水女子大学グローバルCOE「格差センシティブな人間発達科学の創成」国際格差領域・養育環境格差領域は、2009年4月30日(金)、タイ、マヒドン大学医学部小児科准教授ニチャラ・ルアングダラガノン氏による、乳幼児期の言語発達の特徴とその障害についての講演会を開催しました。
 
 講師は発達小児科学の専門家で、これまで自閉症やデュスレキシアの言語発達や、健常児の言語発達の調査に長年かかわってこられました。今回の講演会では、その経験に基づいた乳幼児の言語発達の特徴とその障害について概説していただきました。(場所:お茶の水女子大学生活科学部本館会議室 参加者:20名)

  

2009年4月25日 「戦後教育実践史におけるシティズンシップ教育実践の意義を考える研究会」
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 お茶の水女子大学グローバルCOE「格差センシティブな人間発達科学の創成」では、日本教育学会
と共催で「戦後教育実践史におけるシティズンシップ教育実践の意義を考える研究会」を開催します。

【日時】
2009年4月25日(土) 13時30分~16時30分

【場所】
お茶の水女子大学生活科学本館1階128号室

【報告者】
猶原和子(お茶の水女子大学附属小学校) 
  「フレネとシティズンシップ教育」(仮題)

菅間正道(自由の森学園) 
  「子どもの政治的主体化」(仮題)

【コメンテイター】
浅川陽子(お茶の水女子大学附属小学校)
岡田泰孝(お茶の水女子大学附属小学校)
船橋一男(埼玉大学)

【司会】
木村元(一橋大学)
小玉重夫(東京大学)

【主催】
日本教育学会(東京地区)

【共催】
お茶の水女子大学グローバルCOE「格差センシティブな人間発達科学の創成」

【問い合わせ先】
小玉重夫 03-5841-3938
(東京大学大学院教育学研究科)


【活動報告】
 2009年4月25日(土)、日本教育学会(東京地区)主催(お茶の水女子大学グローバルCOEプログラム「格差センシティブな人間発達科学の創成」共催)で、「戦後教育実践史におけるシティズンシップ教育実践の意義を考える研究会」が開催されました。

 研究会では、シティズンシップ教育の実践について、日本で先進的な実践を展開している二つの学校の事例にもとづきながら、報告と検討が行われ、それが戦後の日本の教育実践の歴史、あるいは思想の中でどういう意味を持っているのか、特に政治教育という点でどういう意味を持っているかについての議論が行われました。(場所:お茶の水女子大学生活科学本館1階128号室;参加者29名)

  

2009年4月12日 基礎問題プロジェクト第3回研究会「乳児期から青年期までの子どものクオリティ・オブ・ライフ」
Poster :hara  on04/12

 お茶の水女子大学グローバルCOEでは、「養育環境格差」「教育・社会的格差」「国際的格差」の3つの
研究領域間の相互理解と連携を深めるため、「基礎問題プロジェクト」研究会を実施しています。今回は
その第3回目として、養育環境格差領域に関わる主題を取り上げ、「乳児期から青年期までの子どものク
オリティ・オブ・ライフ」と題する研究会を開催いたします。
 研究会にはどなたでもご参加いただけます。関心のある方はぜひご来場ください。

【日時】
2009年4月12日(日)13:00~17:00

【会場】
お茶の水女子大学文教育学部第一会議室
   (文教育学部1号館1階)

【基調講演】
古荘純一(青山学院大学)
「子どものQOL尺度調査結果から見た現況と課題」

【報告】
1 榊原洋一(お茶の水女子大学)
  「子どもの生活の質は何で決まるか―アジアでの国際比較 」

2 菅原ますみ(お茶の水女子大学)
  吉武尚美 (お茶の水女子大学)
  「思春期の子どもたちのQOL」

3 長谷川真里(横浜市立大学)
  「メディア使用が子どものQOLに与える影響 」

4 松本聡子(お茶の水女子大学)
  「幼児期の子どもたちのQOL」

【指定討論】
垂見裕子(お茶の水女子大学)

【総括討論】
耳塚寛明(お茶の水女子大学)

【司会】
菅原ますみ(お茶の水女子大学)

【お申し込み・お問い合わせ】
4月8日(水)までにお申し込みください。(当日参加も可能です)
お茶の水女子大学グローバルCOEプログラム事務局
 ファックス 03-5978-5247

 研究会ポスターはこちらから


【活動報告】
 基礎問題プロジェクトでは、養育環境格差領域に対応するテーマとして、乳児期から青年期までのクオリティ・オブ・ライフ(Quality of Life:QOL)を取り上げ、第3回目の公開セミナーを行いました。

 基調講演では、青山学院大学の古荘純一先生より、日本の子どもたちのQOLについての研究にかんする包括的なご報告をいただきました。その後、乳児期から高校生までのQOL、幼児のQOLについての国際比較研究、QOLとメディア使用に関する研究報告がつづき、基礎的な研究からQOLを用いた応用的な研究まで、幅広い内容の議論が行なわれました。当日は、学内外から多分野の方々にもご参加いただき、活発な意見交換が行われました。

 当日の詳しい内容は、お茶の水女子大学グローバルCOE刊行の報告書『PROCEEDINGS』11(基礎問題プロジェクト報告書)に掲載されています。
(場所:お茶の水女子大学文教1号館第1会議室 参加人数:約60名)

  

2009年3月17日 ジェームズ・ギリガン、キャロル・ギリガン講演会「暴力とジェンダー」
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 21世紀に入っても、9.11以降の世界の動きに象徴されるように、戦争と暴力が現代世界の私たちの生活を悩ませ、脅かしています。とりわけ現代日本では、格差社会の進行とともに、若者たちの絶望的な暴力事件も頻発し、私たちに多くの課題を突きつけています。また、DVを初めとする性暴力の問題は、日本社会の根深い文化の体質を反省することを要求しています。

 今回、アメリカ合州国で暴力問題の専門家として、長年の実践の上に、独創的な暴力の考察を展開しているジェームズ・ギリガン(James Gilligan)氏をお招きして、以下のような予定で、講演会を開くことになりました。ギリガン氏は、日本ではあまり知られていませんが、アメリカ合州国に留まらず海外でも多くの影響を与えている理論家であり実践家であり、ジェンダーの視点を理論的考察の軸に据えた方です。(氏の『暴力を予防する』という本が4月に翻訳出版の予定です。)また、自尊心の破壊による恥の形成という精神医学的視点を暴力問題の基礎にしながら、それと不可分に貧富の拡大を構造的に認めるアメリカ合州国の現状を強く批判して、ジェンダー平等を含めた平等な社会の形成こそが暴力を防ぐ最も重要な道だと力説しています。

 また、パートナーが『もう一つの声』という本によって、フェミニストとして知られるキャロル・ギリガン(Carol Gilligan)氏でもあり、今回は、この両者をお招きしての講演会です。多くの方々のご参加をお待ちしております。

【日時】
2009年3月17日(火曜日)13:00~17:30

【場所】
お茶の水女子大学 共通講義棟2号館201(日本語通訳付き)

【プログラム】
13:00 挨拶 
  佐藤和夫(千葉大学教授 哲学)

13:10~14:40 講演1 
  ジェームズ・ギリガン(ニューヨーク大学教授 精神医学)
  「セックス、ジェンダー、暴力」

14:40~14:50 休憩

14:50~16:20 講演2
  キャロル・ギリガン(ニューヨーク大学 教授 心理学)
  「子どもの健全な抵抗と勇気を強化する:青年の暴力防止のためのジェンダー戦略」

16:20~16:30休憩

16:30~17:30 コメントおよび全体討論
   コメンテーター1 菅原ますみ(お茶の水女子大学教授 心理学)
   コメンテーター2 坂本佳鶴恵(お茶の水女子大学教授 社会学)
       
【司会】 
小玉亮子(お茶の水女子大学准教授 教育学)

【招聘】
佐藤和夫(千葉大学)研究代表 
科研費共同研究「男女共同参画社会における男性の『社会化』と暴力性」

【共催】
耳塚寛明拠点リ―ダーお茶の水女子大学グローバルCOE「格差センシティブな人間発達科学の創成」
お茶の水女子大学ジェンダー研究センター

【お問い合わせ】  


 講演会ポスターはこちらから

【活動報告】
 2009年3月17日(火)、お茶の水女子大学グローバルCOEプログラム「格差センシティブな人間発達科学の創成」が共催する、ギリガン夫妻講演会「暴力とジェンダー」が行われました。暴力問題の専門家であるジェームズ・ギリガン氏は「セックス・暴力・ジェンダー」、キャロル・ギリガン氏は「子どもの中の健康的な抵抗精神を強めるために」というテーマで、それぞれ報告がなされました。

 講演は英語で行われましたが、当日は講演原稿の翻訳が配布され、討論は通訳によってすすめられました。平日の火曜日の午後という時間であったにもかかわらず、学内外から多くの聴衆があつまり、ギリガン夫妻の力強い講演とメッセージに高い関心が寄せられました。(場所:お茶の水女子大学共通講義棟2号館201 参加者:120名)

  

グローバルCOE 「格差センシティブな人間発達科学の創成」 HP運営委員会
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UPDATE : 2012年3月31日