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株式会社ブリヂストン技術センター見学会を開催

2017年12月13日更新

2017年11月21日(火)にお茶の水女子大学と芝浦工業大学の女子学生、計24名で株式会社ブリヂストン技術センター(以下ブリヂストン)に行ってきました。

はじめに、ブリヂストンの歴史や理念、事業活動について説明いただき、グローバル企業としてCSR活動を取組む様子などを紹介いただきました。ゴムとタイヤの博物館「ブリヂストン TODAY」の見学では、学芸員の方々よりタイヤの基礎知識や研究・開発、地震から建物を守る「免震ゴム」、パンクの心配がない新しいタイヤ技術などについて説明いただきました。

また、デザイン室(Design Room)の見学ではタイヤの溝や切込みのパターンをデザインする工程について、CADや3D-CG映像を用いて実演いただき、実際のタイヤデザイン作業やその技術に直接触れることができました。

分析室(Laboratory)の見学では、多種多様な分析機器の使用目的について説明いただき、実際に機器を使用している様子を見せていただきました。

事業所内保育所(Nursery)「ころころ保育園」の見学では、行き届いた保育の様子と広々とした園舎と園庭で元気よく遊ぶ子どもたちがとても印象的でした。

女性技術者との座談会では、ブリヂストンの女性社員5名に出席いただきました。今回は文系の学生が参加していることもあり、理系出身の女性技術者だけでなく文系出身の職員の方にも出席いただきました。学生からは、「なぜこの会社に入社したのか」、「今までの仕事で面白かったことについて」、「具体的な仕事内容と1日の流れについて」、「ブリヂストンにおける各種制度・研修とキャリアプランについて」、「ライフイベントやワーク・ライフ・バランスについて」、「女性が少ない工学系分野で働くことについて」、「仕事に対するやりがいとは」など、多数の質問がなされ、大いに盛り上がりました。 

参加者からは「会社が人を大事にしているという印象を受け、自らのキャリアを考えるうえで大変貴重な経験になりました」、「研究職がどのような職場でどのような仕事をしているのか明確になった」、「企業の経営理念やCSR、社会的活動などを知り、ますます興味がわきました」、「設計を実際に見るという機会はなかなかなく、興味がわきました」などの感想が寄せられました。

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