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2017年5月17日更新

橘 春帆さん
橘 春帆さん
日本IBM株式会社 お茶の水女子大学理学部情報科学科卒業。同大学大学院前期課程情報科学コース修了。
2006年日本IBM株式会社入社。

学生時代に力を入れていたことは何ですか

留学に興味があったので、ToeicとかToeflの勉強に力を入れていました。大学三年生の時にはロサンゼルスに語学留学に行き、大学院留学も考えましたが、条件やタイミングが合わず、諦めました。ただ、サンフランシスコ大学の留学センターまで自分の足で行って見学したり相談したり、留学のために頑張ったことは無駄ではなかったですね。

そして、お茶大の大学院に進学されたのですよね?

はい。私たちが第一期生で立ち上げの研究室で、先生も新しくて、先輩がいない研究室だったの。だからゼミを何回やるかとか、どういう方針で研究室を進めていくとか、すべて自分達で決めていった。外部との接触も全く無い研究室だから自分の研究室を売り込むために他の科へ行き話をしたりもしました。楽しいだけじゃなかったけど、凄く勉強になりました。

お仕事について聞かせて下さい。

学生時代に留学ができなかったので、英語を使って仕事ができることが今の仕事の決め手だったかも。自分のペースで仕事をやれるという点も外資系企業の魅力ですね。最初のプロジェクトでインド人の方とシステムを開発をしたんだけど、その時インド人の女の子と仲良くなるなど、国際色豊かで、かつ英語を毎日のように使っていて刺激的でした。その後、スキルをつけるため開発のプロジェクトに行ったの。最初その開発に苦手意識があったけど、一緒のスタートをきった先輩と切磋琢磨しているうちに少しずつ開発も楽しくなった。仕事はなんであれ、一緒に仕事する人は大切だなって思う。今は、コンサルティングに力を入れていて。技術力だけではなく、提案やコンサルティングのできる人材を育てることがうちの会社の課題みたいです。外資特有の仕事の面白さは、自分で言えば何でもできるし、何でも楽しむという風土ですね。

休みの日は何をされていますか?

土日の休みは買い物にいったり、友達と会ったりしてリセットしてます。メリハリつけてやることが大切。

今後のキャリアプランはありますか。

今は目の前にあるものをがむしゃらにやってる感じ。だんだん自分に余裕ができてきたら、興味のある分野のシステムでやっていったりとか、海外行ったりとか、そういうことを考えていきたいなと思っています。

女子大に入ってよかったと思うことありますか?

女子大に入ったことは、人間関係をつくる上で本当に役に立っている。学会などで、「女だけだからちゃんとしなくちゃ」という気持ちが育てられたの。あと、 社会での女性同士の関係が上手く築けることができることも、女子大で培われたもの。女性の先輩社員さんとのリレーションを上手に築くこともできるしね。

今までの人生でロールモデルはおられましたか?

会社に入ってからもすごいなと思う方がおられるけど、一番は大学の友達と同期だね。特にお茶大の子は共通してしっかりしている。賢いし、みんなが連鎖で賢くなる。でも、真面目すぎない子が多いし、頑張ってるよね。そういう自分の周りの人がロールモデルかな。

今のお茶大学生にアドバイスをお願いします。

やっぱり語学は中国語でも英語でもフランス語でもいいからやっておくほうが仕事をしたときに幅が広がる。あとは、旅行もそうだし、恋愛もそうだし、いっぱい人に会うことが大切だと思う。バイトでもサークルでも。自分に合う人と合わない人が分かってくるし、それは絶対社会で役立つから。その過程でロールモデルに会えるかもしれないですしね。

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