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国際シンポジウムを開催しました(2017.12.5)

2017年12月25日更新

 2017年12月5日(火)に、グローバルリーダーシップ研究所(IGL)カレン・シャイア海外特別招聘教授、大木直子特任講師が企画する国際シンポジウム "Women Taking the Lead: Women's International and Social Leadership in East and Southeast Asia"(アジアにおける女性のリーダーシップ―国際・社会組織の経験から)が開催され、約140名が参加しました。第1部は、本学の広瀬晴子理事による基調講演、そして第2部では、国内外のパネリスト4名(アニス・ヒダヤ氏(インドネシア Migrant CARE移民研究センター長)、馮媛(フウ・エン)氏(中国 為平( EQUALITY) 共同発起人)、池田恵子氏(静岡大学教育学部 教授)、崔 貞植(チェ・ジョンシク)氏(UNIアジア太平洋地域韓国協議会事務総長))、およびディスカッサント(趙 成南(チョ・ソンナム)氏(梨花女子大学校社会学 教授))によるパネルディスカッションが行われました。モデレーターはカレン・シャイアIGL海外特別招聘教授が務めました。広瀬理事は「私の歩んできた道」と題して、どのようにして省庁や国連機関、大使館などでキャリアを築き、リーダーとしての職務を果たしてきたのか、リーダーシップを発揮するにはどのようなスキルや知識が必要か、など詳しくお話しくださいました。第2部では、それぞれのパネリストに、国内または国際的に展開する社会運動において、具体的にどのような活動をしてきたのか、についてご紹介いただいた後、各活動における共通点、相違点は何か、どのような手法で運動の目標(例えば、新たな政策の立案など)を達成したか、その際に、どのようにリーダーシップを発揮してきたか、どのようにネットワークを構築・拡大していったのか、などについて活発な議論を展開してくださいました。また、ディスカッサントの趙氏には、パネルディスカッションの総括と今後の課題についてお話をいただきました。質疑応答では、多くの参加者から質問が寄せられ、さらに議論を掘り下げることができ、大変充実したシンポジウムとなりました。


文責:グローバルリーダーシップ研究所AA 大持ほのか
同特任講師 大木直子

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