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グローバルリーダーシップ研究所セミナー「Language, Feminist Research, and Society in the 1960s: Implications for Female Leadership」が開催されました

2019年6月10日更新

お茶の水女子大学では、国内外でリーダーシップを発揮できる人材を育成することをめざし、その一環として国内外の研究者等を招聘し、各種イベントを開催してきました。令和に入って最初のイベントとして、カナダ・トロント大学准教授のBonnie McElhinny先生をお招きし、「Language, Feminist Research, and Society in the 1960s: Implications for Female Leadership」というテーマで、セミナーを開催しました。

Bonnie McElhinny先生は、トロント大学文化人類学部の准教授として教鞭を執るとともに、 トロント大学のカレッジのひとつ、New Collegeの校長(Principal)を務めていらっしゃいます。また、過去にはトロント大学「女性学・ジェンダー学研究所(Women & Gender Studies Institute)」の所長(Director)として研究所を束ねる立場にいらっしゃいました。

ご講演の前半では、これらの経験を基に、学術分野におけるリーダーシップについてお話くださいました。大学教員の職場環境における多様性の確保のために尽力されたこと、女性・ジェンダー学の修士および博士課程の設立に関わったこと、現在は大学1年目の教育の見直しや、公正で持続可能なキャンパスの実現に向けて様々な取り組みを行っていることなどが、具体例を交えて紹介されました。

後半では、社会言語学、特に女性の言葉に関する研究に焦点を当てて歴史的に解説していただきました。その後、現在McElhinny先生が関わっていらっしゃるプロジェクトについてのお話がありました。カナダとアメリカの国境にある五大湖の水資源に関するエスノグラフィーから、そこでの人々の語りの分析および教育への応用についてご説明いただき、最後にはプロジェクトで出会った現地の女性リーダーを紹介する形で、ご講演が締めくくられました。

リーダーという立場においては、自分たちが何に異を唱えているかだけでなく、自分たちが何に賛同し、何を為そうとしているかについてのビジョンを持ち、そこへの道のりを示さなければならないというお話が印象的でした。また、前半の先生ご自身のご経験と、後半の現地の女性リーダーのスタイルの違いもわかり、大変示唆に富んだご講演でした。

セミナーは全て英語で行われましたが、ご講演後には活発な質問および意見交換が行われました。

なお、このセミナーは、文部科学省特別経費(国立大学機能強化分)「グローバル女性リーダー育成カリキュラムに基づく教育実践と新たな女性リーダーシップ論の発信」の一環として行われたものです。

文責: グローバルリーダーシップ研究所(基幹研究院人文科学系助教)本林響子

【日時】2019年5月7日(火曜日)15時半~17時
【場所】お茶の水女子大学大学本館135室[カンファレンスルーム]
【司会】本林響子(グローバルリーダーシップ研究所[基幹研究院人文科学系助教])
【使用言語】英語
【主催】お茶の水女子大学グローバルリーダーシップ研究所

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