2017年2月16日(木)にお茶の水女子大学、芝浦工業大学の学部生・大学院生計10名で、株式会社東芝研究開発センターに行ってきました。

初めに、東芝研究開発センターの概要や研究開発の流れ、研究立案から事業化するまでの仕組み、特徴的な取組などについてご説明いただきました。

その後、知識メディア部門、トランスデューサ技術部門、機械・システム部門の3つの研究活動についてご紹介いただきました。知識メディア部門では、音声理解の技術開発として、複数人の会話を聞き分け、認識してテキスト化する技術についてデモンストレーションを交えながらご説明いただき、トランスデューサ技術部門では、人工光合成の技術開発として、太陽光のエネルギーを使用し、水と二酸化炭素から燃料などの有価物を作る技術についてご説明いただきました。最後の機械・システム部門では、非破壊センシング技術であるAE(アコースティック・エミッション)センサーについて、模型や実際のセンサーを用いたデモンストレーションを交えながらご説明いただきました。

いずれの研究も最先端の技術であり、参加者は熱心に耳を傾け、それぞれの技術の具体的な活用方法などについて質問をしていました。

女性技術者との座談会は、参加者が4つのテーブルに分かれ各テーブルを女性技術者が順番に回って参加者の質問に答えるという形式で行われ、仕事と家事・育児の両立や男性の比率が多い職場で働くことについてなど、女性技術者から多くの話が伺え大変盛り上がりました。

参加した学生からは、「工学分野への興味・関心が深まった」「自分の将来について考える上でとても参考になった」との声が多く寄せられました。

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      座談会 東芝技術者            座談会の様子