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お茶の水学術サロン

2016年8月17日更新

お茶の水学術サロン

「お茶の水学術サロン」は、様々な分野で活躍する方を講師として招き、現代社会についての教養を高める場を提供することを目的として、双方向コミュニケーションの場を形成することを目指している。毎回、学内の教職員や学生とともに、学外からの幅広い参加を得ている。

開催の実績(2007年1月1日現在)
各項目をクリックすると内容をご覧いただけます

第11回 「北里柴三郎の人と業績」
第10回 「医薬品と食品の安全性 ―国立医薬品食品衛生研究所の役割―」
第9回 「リスクアセスメントの進歩を目指して: HESIにおける最先端科学への取組み」
第8回 「形ができてきた環境リスク学」
第7回 「金融における女性のイニシアティブ」
第6回 「モノづくり再考」
第5回 「放射線・原子力の安全と安心」
第4回 「サウジプロジェクトを振り返って」
第3回 「遺伝子解析とそれにまつわる問題点」
第2回 「企業における化学物質の総合管理について」
第1回 「感染症予防と隔離」

内容の概略

第11回

第11回 日時:2006年10月6日(金曜日)9時半-10時半

講師:北里一郎氏

明治製菓株式会社最高顧問

演題:「北里柴三郎の人と業績」

参加者:約60名

場所:日本科学未来館7階 会議室2

概 要:有名な破傷風菌の純粋培養や破傷風の血清療法の発見、ペスト菌の発見など医学研究における世界的な業績に加え、我が国近代医学教育の確立など、我が国 の近代医学の黎明期にあって大きな足跡を残した北里柴三郎博士の生涯についてエピソードを交えながら紹介された。博士がコッホ博士や福沢諭吉先生を深く尊 敬し、両者に共通する「学問は実践して世の中の役に立てなければならない」という教えに共感し実行していく姿を、博士のDNAを受け継いだ方ならではの説 得力ある口調で紹介された。 詳細はこちらへ>>>

   

第10回

第10回 日時:2006年1月18日(水曜日)18時半-20時

講師:長尾拓氏

国立医薬品食品衛生研究所 所長

演題:「医薬品と食品の安全性 -国立医薬品食品衛生研究所の役割-」

参加者:約80名

概 要:国立医薬品食品衛生研究所に関して、その歴史的な歩みや現在行っている国民生活に身近に関係する多種多様な業務について説明された。トキシコゲノミク スでは薬の主作用と副作用の観点からの用量‐作用の関係や遺伝子レベルでの毒性調査、毒性試験についての概説、ファーマゲノミクスでは遺伝子を調べること で薬の副作用の個人差まで調べることができるなどの話、食品の安全性に関してはポジティブリスト制と遺伝子組み換え作物などバイオテクノロジー応用食品の 安全性・有用性についての考え方や検査の方法などについて広範な内容について紹介された。 詳細はこちらへ>>>

第9回

第9回 日時:2005年6月27日(月曜日)19時-21時

講師:マイケル・P・ホルサップル氏 Michael P Holsapple, Ph.D.

国際生命科学協会/環境保健科学研究所 事務局長

Executive Director, International Life Sciences Institute (ILSI)/

Health and Environmental Sciences Institute (HESI)

演題:「リスクアセスメントの進歩を目指して: HESIにおける最先端科学への取組み」 Improving our Approach to Risk Assessment:State-of-the-Science within HESI

(逐次通訳付)

参加者:約100名

概 要:HESIは国際的な非営利団体であるILSI(国際生命科学協会)の活動の一環として存在しており、医薬品や化学品の安全に関する分野を中心に活動し ている。構成員は産業界、学界、行政関係からの人々からなる。HESIでは、新たに取り組むべき科学的な問題について、毎年1回、会員企業や理事会のメン バー、学界、行政関係者が参加するEI推進委員会で新たに取り組む問題を選考する。そのようにして採り上げられた問題である農薬の安全性評価についての委 員会活動を例に挙げて最近の活動内容が説明された。農薬の安全性評価をよりよく行うためには安全性評価プロセスの柔軟性を向上させることが重要で、 HESIでは段階的に試験を行う“Tier approach”を提唱している。このアプローチで動物試験の数の削減を図っている。 詳細はこちらへ>>> 

第8回

第8回 日時:2004年11月11日(木曜日)18時半-20時

講師:中西準子氏

産業技術総合研究所化学物質リスク管理研究センター センター長

演題:「形ができてきた環境リスク学」

参加者:約100名

概 要:公害問題から水道水質を例にした人の健康リスクと生態リスクの関係などをはじめ幾つかの事例を紹介された。現代が抱える異種の問題を評価するためには リスクの概念が必要である。リスクの考え方について、これまで行ってきた研究などを題材にして分かりやすく示唆に富む話をされた。

第7回

第7回 日時:2004年10月8日(金曜日)18時半-20時

講師:筑紫みずえ氏

株式会社グッドバンカー 代表取締役社長&最高経営責任者

演題:「金融における女性のイニシアティブSRI(Socially Responsible Investment ) -社会的責任投資の展望」

参加者:約40名

概 要:社会的責任投資の意義や、実際に世の中の資金を動かし企業活動に与えている影響などを、経済の専門用語などを用いずに初心者にも分かりやすい平易な表 現で語った。また、日本で先例のないことを立ち上げるにあたっての熱意や実際の積み上げ、先駆者である欧米の女性たちとの協力の様子など、当事者ならでは の臨場感溢れる話題を紹介された。

第6回

第6回 日時:2004年6月28日(月曜日)18時半-20時

講師:常盤文克氏

前・花王株式会社会長

演題:「モノづくり再考」

参加者:約80名

概 要:モノづくり立国が国是であるわが国において、異質を受け入れ選択と集中に徹した経営、モノの量ではなく質(中でも人の感性に迫るモノの「感質」、さら にはブランドの追求)、単なる技術の継承ではなく、モノと人との関係の原点に立ち返り、職人の生き方を取り入れた新しいビジネスモデルの構築などが益々重 要になるとの紹介があった。常盤氏のモノづくり経営へのこだわりが伝わる興味深い話であった。

第5回

第5回 日時:2004年4月12日(月曜日)18時半-20時

講師:柴田徳思氏

高エネルギー加速器研究機構 放射線科学センター長

演題:「放射線・原子力の安全と安心」

参加者:約40名

概 要:自然由来の放射線源を含めて放射能の基礎や被ばくによる健康影響の特徴、我が国で起こった代表的な原子力事故、国際機関等で定められた放射線防御の考 え方・目標などを解説し、放射能取扱施設の近くに住む人々の安全対策の基本や十分な知識のない人が安心するための対策の考え方について分かりやすく話され た。また、人は自然の被ばくレベルに十分な耐性があること、被ばく許容基準の設定で我が国原爆被爆者の疫学調査データが活用されたこと、さらには放射能取 扱施設の近くの住民が安心するには最大事故が起きた場合のことを知ることが肝要であることなど、原子力・放射線源のリスク管理に役立つ数多くの示唆を紹介 された。

第4回

第4回 日時:2004年3月1日(月曜日)18時半-20時

講師:三浦昭氏

三菱化学株式会社相談役

演題:「サウジプロジェクトを振り返って」

参加者:約45名

概 要:ナショナルプロジェクトとしてゼロから最新鋭の石油化学プラントを立ち上げた日本企業の経験についての話があった。平行してサウジアラビアの人々が継 続的に事業を続けていけるよう人材育成を行うなど、日本企業の誠意ある仕事ぶりを知る機会となった。話題に上ることの多いイスラム地域とあって質問も活発 に行われ、また講師の人柄も相まって和やかでサロンに相応しい雰囲気であった。

第3回

第3回 日時:2004年1月15日(木曜日)18時半-20時

講師:金澤一郎氏

国立精神神経センター総長

演題:「遺伝子解析とそれにまつわる問題点」

参加者:約80名

概 要:遺伝についてまず平易に解説され、病気の治療や生殖医療などで近年話題に上ることの多くなった遺伝子解析について具体的な話題が提供された。患者の遺 伝子診断実施や告知についても、長い経験から暖かくまた信念をもってその可否を判断するなど、遺伝子カウンセリングコースを立ち上げるお茶の水女子大学に とって非常に有意義なものであった。

第2回

第2回 日時:2003年11月5日(水曜日)18時-19時半

講師:中塚巌氏

住友化学工業株式会社執行役員

演題:「企業における化学物質の総合管理について」

参加者:約50名

概 要:化学物質を扱う事業者が規則に従うだけでなく化学物質の開発から廃棄、リサイクルに至るまで、そのライフサイクルを通じて自己責任に基づく自主管理を 行い、社会に向けて成果を報告してコミュニケーションを図っていこうとするレスポンシブル・ケアについての住友化学の取組みが解説された。その徹底した態 度と新しい技術に取り組む姿勢に会場からは専門的、具体的な示唆を求める質問が相次いだ。社会への責任という視点には事業精神や経営トップの姿勢が非常に 大きいとする講師の言は示唆に富むものであった。

第1回

第1回 日時:2003年10月1日(木曜日)18時-19時半

講師:吉倉廣氏

国立感染症研究所・所長

演題:「感染症予防と隔離」

参加者:約80名

概 要:SARSや歴史的な感染症の流行とそれに伴う対策の実例と、隔離に伴う人権(隔離される人、感染したくない人、両方の立場)の問題というテーマが、 淡々とした語り口でバランスよく明快平易に紹介された。会場からも多くの質問や意見がだされ、教養と見識を高めるという「お茶の水学術サロン」の幕開けに ふさわしい会となった。

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