平成20年度 現代GP講義
キャリアプランニングT(ガイダンス:千葉和義先生)

千葉和義教授

自分の未来をプランニングしよう!

2008年4月16日(水)、現代GPによるキャリアプランニングT(教育・行政・知的財産・金融・商社)の第一回講義が行われました。この講義では、各業界の一線で活躍するキャリアメンターをお招きし、職業について説明していただきます。そして演習によって、自己のキャリアイメージの明確化(表現力 養成)や、必要なスキルの研鑚(積極的な授業選択・課外活動)を図ることを目的としています。

今回は、本学 千葉和義教授から授業ガイダンスとキャリアレポート放送局の使い方について説明がありました。後半は、『大学教授になるためのポイント』について紹介していただきました。

このガイダンスには120名以上もの学生が参加し、この授業に対する期待が窺えました。

キャリアレポート放送局とは?

まず、このプロジェクトの核ともなっているキャリアレポート放送局の使い方について説明がありました。キャリアレポート放送局は新しい学内ネット環境であり、就職活動の際には希望する企業にアピールすることも可能です。

キャリアレポート放送局の機能

  • さまざまな授業・課外活動から生み出されるレポートや成果を格納できる
  • 自己の成長過程、スキルを証明するデータを集積できる
  • データを魅力的に用いながら「私の履歴書」(自分史)を構築することができる
  • 就職希望先に公開できるように設定した場合、履歴書や成績証明書だけでは窺いしれない、 生き生きとした成長過程を示すことができる

自分の資質は何か? どのようにして獲得したか? 集積されたレポート群が、大学での成長過程やスキルを証明します。さらに、公開キーの発行により就職希望先の人事へ自分の能力をアピールすること、また受講する学生同士に公開することによって、切磋琢磨し科学的思考力と表現力を磨くことができます。

このように、キャリアレポート放送局には多くの魅力的な利用方法があります。キャリアレポート放送局を役立て、授業を通じて職業意識を育み、新しい自分を発見していきましょう。

千葉和義教授

大学で働きたい!

授業の後半では、大学で働く上で求められる3つの理念(教育、研究、社会貢献)や教授になるまでの経歴、そして 人生の転機など、興味深いお話を楽しく教えていただきました。このようなお話は、ゼミを通して先生や先輩から聞く機会もあるでしょうが、1、 2年生の内から知っておくことで、将来設計に大いに役立てることができると思われます。

このようにキャリアプランニングIでは、

  • 自分の将来について考え始めたばかりの人
  • 情報が少ない為に決めかねている人
  • やりたい仕事が決まっている人

を 対象に、キャリアメンターによる情報提供と演習、キャリアレポート放送局を使った個別指導などのサポートを通じて、自己のキャリアイメージ形成や足りないスキルの研鑽ができるような環境作りを目指します。


次回は本学 堅尾和夫教授をお招きし、『国家公務員の仕事』についてのレポートをお届けします。 お楽しみに。


文責 / 学生記者:薄井加奈