カリキュラム

本取組で新設される正課授業群は全て演習形式になっており、個々の学生が作文・レポートなどを作成し、講師は個 々の学生を直接指導する体制になっています。全ての新設正課授業の作品やレポートは全て「キャリアレポート放送局」内の学生個人スペース「スタジオ」に格 納され、サーバー上にある担当講師のレポートボックスに自動的に提出されます。「キャリアレポート放送局」を介して担当教員のきめ細やかな個別指導を受け ることができ、科学的思考力と表現力を研鑽できます。

優秀な作品は、各科目・課題ごとに「ベストレポート賞」が与えられ、学生本人の了承のもと本ホームページの「レポートコンテスト表彰作品コーナー」に公開されます。表彰することで、さらに学習意欲を向上させます。

※ これらの科目は卒業単位に加算されません。

【開講科目一覧】

 平成21年度
 平成20年度
 平成19年度


 

【平成21年度開講科目一覧】

授業名(開講順)
講義概要・担当講師
プレゼンテーション

※前期:火曜 3-4限
[09N2041]
プレゼンテーション(表現力)は、コミュニケーション・スキルのひとつです。社会の中で他者と上手にコミュニケーションをとることは、私たちが社会に適応し、キャリアを形成していくうえで最重要事項です。
本授業では、心理学の知見に基づいて、プレゼンテーションをはじめとするコミュニケーションの諸側面(論理力、発想力、批判的思考力など)について、講義と実習を通して、それらのスキル習得と向上を目指します。

【担当講師】
・池田 まさみ (本学准教授)
キャリアプランニングII
■マスメディアコース

※前期:木曜 9-10限
[09N2035]
マスコミ界において女性の活躍の場にもはやタブーはなくなった。目指す女性も増えている。しかし、漠然とした憧れが動機であったり、逆に不規則な就業時間などへの不安から躊躇したりと実態が見えていない例も多い。そこで、現場経験者が具体的にその業務と意義、求められる素養を伝える。記者の仕事だけでなく、新聞社を支える広告、事業担当者、さらにはテレビ局、出版社の現場などを、各分野のキャリアメンターを交えながら、多角的にマスコミの仕事を見せる。なお、授業は講義が中心だが、記事作成などの演習も適宜実施していく。

【担当講師】
・秦野 るり子 (読売新聞東京本社)
※ 読売新聞社様のご協力により、ゲストスピーカーとして現役記者やメディア関係者による多彩なオムニバス講義を展開します。
キャリアプランニングII
■映像コース

※前期:金曜 9-10限
[09N2037]
「メディアリテラシー」という言葉が話題になって久しい。
メディアの送り手は、次々にテクノロジーを高度化して、受け手に対して、自分に好都合な情報を、一方的に、シャワーのように浴びせかけているのが現実である。「マスコミ」「マスメディア」の中に生きている私達にとって、それらとどのように対応し、如何にそれらを活用していくかということは、毎日の生活の中で、極めて重要なことになっている。メディアリテラシーを修得する為にも、その対応は欠くことの出来ないテーマである。
この講座では、その中で特に大きな影響力を持っている「マスメディア」に対して、受け手が、単に“受け身”でいるだけではなく、能動的に働きかけていく方策がないものかを考えていきたいと思っている。コミュニケーションは、インタラクティブでなければ意味が無いと思っているからである。
“映像の氾濫”、それに翻弄されるだけではなしに、自分に必要な情報を適確に選択しながら、自らの知的財産として、その映像情報を取り入れて行きたいものである。 メディアリテラシーという考え方を理解する上でも、この講座が役に立てればと思っている。
講座の後半で、「映像制作実習」を試みるのは、そうした狙いの一環でもある。

【担当講師】
・定村 武士 (元 財団法人 日本科学映像協会常任理事)
企画・運営力養成講座

※前期集中
[09N2042]
本授業では、実際に行われている企画に参加し経験を積んだ上で、次に受講者が自ら企画・ 運営することで実践力を身につけます。
具体的には、学外・学内で行われる教育企画の活動(親子読み聞かせ、実験工作教室)に参加することを通じて、企画力・運営力の基礎を学んでいただきます。
その過程で、企画 はいかに立てられていくのか、どのように準備がなされ、実際に運営されていくのかを、経験学習します。これらのロールモデル体験に基づいて、自らも企画し運営できる実践力を養成して行きます。

【担当講師】
・仲矢 史雄 (本学講師)
サイエンス・ディベート

※前期集中:
9月15、16、17、18日
[09N2040]
ディベートを学習する。
アカデミックディベートの訓練を受け、実際にディベートをする。
ディベートを学ぶことで、ロジカルな思考法を身につけ、的確な伝達力、確かな傾聴力を養成します。

【担当講師】
・西部 直樹 (有限会社 N&Sラーニング代表取締役)
【開講教室】
 生活科学部本館 125室
【講義日程】
 9月15日(火) 10:00〜17:30(8時限分)
    16日(水) 10:00〜17:30(8時限分)
    17日(木) 10:00〜16:45(7時限分)
    18日(金) 10:00〜16:45(7時限分)
サイエンス・ライティング
入門

※後期:木曜 3-4限 [09N2039]
この講義は、ライティングの能力と科学的なものの見方を身につけることを目的とする。具体的には、日頃の生活の中で体験したり、見聞きしたりしたことを、科学の目でみてエッセイにまとめる練習をする。受講生の学年、専攻は問わない。 講義は4回をセットとし、
  1. テーマのヒントを講師から与え、それに関連した情報を調べたり、自分たちの体験を話し合ったりして、そのテーマについての考えを深める
  2. 講義時間内でラフな原稿を書く
  3. 講師が選んだいくつかの原稿について議論する
  4. 議論を参考に自分の原稿をブラッシュアップする
という順に進める。こうした実習を進める中で、情報の集め方と見きわめ方、テーマの取り上げ方、文章を書くときの基本的な留意事項などを学ぶ。
講義には、各自1台のパソコン(インターネット接続予定)とプロジェクターのある教室を使用し、調べた内容や書いた原稿について、その場で議論できるようにする。また、キャリアレポート放送局を利用して、受講生の作品を相互に閲覧できるようにする。これらを通じて、講師からの講評だけでなく、お互いに批評しあって能力を高めることを目指す。
後期の間に、800字程度のエッセイを2テーマ、2000字程度のエッセイを1テーマ仕上げる予定である。原稿は授業時間内に書くことを基本とするが、仕上がらない場合や推敲を重ねる場合は自宅で書いてもよい。また、2000字エッセイは、冬休み期間に最初の原稿を書くこと。なお、優秀作品は、キャリアレポート放送局や現代GPのサイトにアップすることがある。

【担当講師】
・青山 聖子 (サイエンスライター)
キャリアプランニングI
■行政 / 教育 /
エネルギー / 化学メーカー

※後期:木曜 9-10限
[09N2031]
キャリアメンター(各分野から選ばれた非常勤講師)が、各業界で働く喜びや問題点、女性のライフスタイルを考慮したキャリア構築について、各3回シリーズで講義します。さらに、商品企画・政策立案やプレゼンなどの疑似職業体験を通じて、受講者が明快なキャリアイメージを形成できるようになることを目指します。

【担当講師】
・堅尾 和夫 (本学特任教授 / 元 通商産業省)
・中田 邦臣 (元 三菱化学株式会社)
・高橋 哲夫 (前 東京都北区教育長)
・川端 鋭憲 (元 日石三菱株式会社)
・小宮山 庄一 (東京都北区)
キャリアプランニングI
■知的財産 / シンクタンク/ コンサルティング / 商社 / 食品メーカー

※後期:金曜 9-10限
[09N2032]
キャリアメンター(各分野から選ばれた非常勤講師)が、各業界で働く喜びや問題点、女性のライフスタイルを考慮したキャリア構築について、各3回シリーズで講義します。さらに、商品企画・政策立案やプレゼンなどの疑似職業体験を通じて、受講者が明快なキャリアイメージを形成できるようになることを目指します。

【担当講師】
・川本 和弥 (清水国際特許事務所)
・冨田 稔 (株式会社三菱総合研究所)
・中村 文子 (株式会社東京エネルギーリサーチ)
・濱ア 則子 (三菱商事株式会社)
・唐澤 昌彦 (味の素株式会社)




 

【平成20年度開講科目一覧】

授業名
講義概要・担当講師
サイエンス・ディベート

※後期集中:平成21年 2月
18-19日(10:00〜17:40)、
25-26日(10:00〜16:10) [08N2040]
※終了しました。
本講義では、就職試験にも採用されることの多い「ディベート」について実践的に学ぶことが出来ます。
あるテーマについて肯定、否定の二手にわかれ、勝敗が第三者によって判断されるディベートでは「クリティカル・シンキング(論理的思考力法)」が重要になります。本講義ではその基礎を学ぶと同時に、これらの内容の学習を通じて、説得力のある情報分析能力を養成します。

【担当講師】
・池田 まさみ(本学准教授)
・仲矢 史雄(本学講師)
・西部 直樹(有限会社 N&Sラーニング代表取締役)
キャリアプランニングI
■マスコミ・映像
※前期:水曜7-8限
[08N2031]
※終了しました。
キャリアメンター(各業界から選ばれた非常勤講師)に、各業界事情や必要とするスキル、女性のライフスタイルを考慮したキャリア形成についてシリーズで講義していただき、受講者は自己のキャリアイメージを形成します。

【担当講師】
・北村 節子(読売新聞社 調査研究本部 主任研究員)
  →授業報告
・定村 武士(日本科学映像協会 常務理事)
  →授業報告
キャリアプランニングI
■教育・行政・知的財産
・金融・商社

※前期:水曜7-8限
[08N2032]
※終了しました。
【担当講師】
・千葉 和義(本学教授)
  →授業報告
・高橋 哲夫(東京都北区 教育長)
  →授業報告
・堅尾 和夫(本学教授/元通産省 生物化学産業課長)
  →授業報告
・塩満 典子(本学教授/元内閣府男女共同参画局調査課長)
  →授業報告
・戸田 量紗(文部科学省 大臣官房人事課)
  →授業報告
・長野 裕子(文部科学省 研究振興局ライフサイエンス課)
  →授業報告
・川本 和弥(弁理士)
  →授業報告
・中村 まゆり(日興アセットマネジメント株式会社)
  →授業報告
・濱崎 則子(三菱商事株式会社/ヒューマンリンク株式会社)
  →授業報告
キャリアプランニングI
■メーカー・シンクタンク他

※後期:水曜7-8限
[08N2033]
※終了しました。
【担当講師】
・千葉 和義(本学教授)  :10/ 1(ガイダンス)
  →授業報告
・中田 邦臣(元 三菱化学):10/ 8、10/15、10/22
  →授業報告
・冨田 稔(三菱総研)  :10/29、11/ 5、11/12
  →授業報告
・中村 文子(東京エネルギーリサーチ):11/19、11/26、12/ 3
  →授業報告
・籔 ゆき子(松下電器)  :12/10、12/17(2コマ集中)
  →授業報告
・唐澤 昌彦(味の素)   : 1/14、 1/21、 1/28
  →授業報告
キャリアプランニングII
■マスコミ

※後期:水曜7-8限
[08N2035]
※終了しました。
日本人が「もっとも信頼できる情報源」として挙げるのは、「新聞」。その新聞の「信頼性」はどこから来るのか。 冷静に情報を咀嚼し、その理解の上で自分の行動を決定する力は、知的な社会人として必要不可欠の素養である。
本講義では、日々の新聞記事を素材に、現実に起きている具体的な事件や各種社会現象をどう把握するか学習し、いわば「新聞の読み巧者」になることを目指す(情報リテラシーの涵養)。 一方で、取材、編集のプロセスを具体的にたどり、新聞がいかに「スピードと正確性」に賭け、且つ「社会の公器性」を維 持しているか、その努力を見る。
これらの学習プロセスは、即「新聞人として働く」シミュレーションの意味も持つ。したがっ て、新聞社の「編集記者、広告担当、事業担当」として働くことに興味のある受講者にとっては、「将来の職場の空気を知る」機会にもなるはず。いわば「書き 巧者」への道でもある(情報発信能力の涵養)。
特に今回は女子大の授業であることを考慮し、「女性が新聞でどう扱われてきたか(いるか)」「新聞制作にかかわる女性には独自の立ち位置があるのか」などもともに考えたい。

【担当講師】
・北村 節子(読売新聞社 調査研究本部 主任研究員)
  →授業報告
・読売新聞社様のご協力により、ゲストスピーカーとして多彩な現役記者によるオムニバス講義を展開します。
プレゼンテーション

※前期:月曜5-6限
[08N2041]
※終了しました。
私たちは,人と社会を作り,その中で暮らす「社会的動物」だと言われている.そのため,社会の中で他者と上手にコミュニケーションをとることは,私たちが社会に適応し,キャリアを形成していく上での,重要事項となっている.
そこで,本授業では,さまざまな心理学の知見に基づきながら,人と上手にコミュニケーションをとるためには,どのような点に注意する必要があるのかという問題について,講義と実習を通して考えていきたい.

【担当講師】
高比良 美詠子(独立行政法人メディア教育開発センター)
  →授業報告
企画・運営力養成講座

※前期:月曜7-8限
[08N2042]
※終了しました。
市民集会・科学実験講座などを企画し、開催するための公的・民間資金申請書作成法を指導する。実際に企画した集会・講座の運営・実施法についても実践的な演習を行う。
この授業では、受講者自らが実践的にイベントを企画し実施することで、社会に出たときに必要な交渉力やプレゼンテーション能力を養います。内気な人も、活発な人も、理系も文系も、この授業で自分の殻を破ってみましょう!

【担当講師】
・千葉 和義(本学教授)
・仲矢 史雄(本学講師)
サイエンス・ライティング
入門

※後期:月曜3-4限 [08N2039]
※終了しました。
科学を伝える文章を書くための心得と実際に書くときのポイントを、実習を通して学ぶ。題材は科学の話題だが、文系の学生でも課題に取り組めるよう背景とな る基礎知識の解説を行ってから課題を課す。講義とキャリアレポート放送局という場で、講師からの講評だけでなく学生相互の評価も行い、互いの能力を高める ことをめざす。

【担当講師】
・青山 聖子(サイエンスライター)
  →授業報告




 

【平成19年度開講科目一覧】

授業名(開講順)
講義概要・担当講師
サイエンス・ディベート

※後期集中:
2008年 2月18、19、20日
※終了しました。
平成19年度は 「サイエンスディベート」 を集中講義として開講致しました。

【担当講師】
・池田 まさみ (本学准教授)
・仲矢 史雄 (本学講師)
  →授業報告