トップ > イベント開催報告 > お茶大ラウンドテーブル (2010.07.25)

2010年7月25日 お茶大ラウンドテーブルを開催しました

職場や地域を、社会人や大人同士が実践を語りあい、聴きあう、学びあうことのできるコミュニティへと変えていき、その中の一人一人が、主体的な省察的実践者としての力を培っていきたい。こうした願いの下に開催されているのがお茶大ラウンドテーブルです。

ラウンドテーブルとは、少人数のグループで学びあう1つの方法です。分野の異なる人々が4~5名で1グループとなり、報告者が学校、職場・地域等で自らが関わった実践について、実践記録を土台としながら時間をかけてじっくりと語ります。聴き手は、活動の場面を共有し寄り添いながら質問をすることで、語り手と共に実践をふり返ります。ラウンドテーブルにおいて大切にしていることは、ここは批評や批判を受ける場(関係)ではなく、平等な関係の中で共に実践をふり返る場であるということです。

2010年7月25日(日)のラウンドテーブルは附属の先生方の現職研修に位置付けられたこともあり、附属の先生20名を含む90名以上の方々が参加され、異業種グループでの語り合いと、学校グループなど分野別での語り合いの2つのプログラムを1日かけて行いました。

附属学校の先生方の現職研修の場であると同時に、お茶大で学んでいる多くの方々の相互交流の場、普段深く関わる機会の少ない異業種の方々のお話にじっくり耳を傾けられる場など、様々な役割を担うお茶大ラウンドテーブルは、今後益々実りあるものになっていくと思われます。

お茶の水女子大学 学校教育研究部