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血栓症発症の性差要因に関する糖鎖科学的研究

2022年10月14日更新

研究概要
研究成果

研究概要

研究代表者(所属)

相川 京子(基幹研究院自然科学系)
研究分担者(所属)

山口 芳樹(東北医科薬科大学 薬学部)
グホ サビン(国際キリスト教大学 教養学部)

研究期間 2022年度~
SDGs目標番号 3(保健:すべての人に健康と福祉を)
5(ジェンダー:ジェンダー平等を実現しよう)

研究内容

発症率に男女差がある、あるいは発症率が同程度でも臨床的な経過に男女で違いが見られる病態の認識と理解が進み、近年は性差医学として疫学調査と実験研究を両輪とした新たな研究分野が発展している。病態における男女差の原因解明は、より適切で有効な治療方針を提案するために重要である。血管疾患分野においては、女性は男性と比べて動脈硬化の進行が10年程度遅いこと、また静脈血栓塞栓症のリスクは女性より男性が高いことなどの顕著な事例が認められているが、性差を生じる要因の生物学的・生理学的な理解は遅れている。静脈内血栓の生成は、血中の血液凝固タンパク質(blood coagulation protein, BCP)の連鎖的な活性化反応の進行に依存しており、またBCPの多くは糖タンパク質であることから、男女におけるBCPの糖鎖修飾の違いがBCPの活性に差異を生じさせ、血栓症のリスクに性差が起こる可能性が考えられた。
この仮説に基づき、本研究ではBCP産生細胞である肝細胞をエストロゲンで刺激すると、BCPの糖鎖修飾が変化するか、また変化した場合に活性にどのような影響があるかについて調べることとした。

研究成果

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