3機関の連携により工学系の女性研究者比率向上を目指し、次の6項目に取り組みます。
- ① 工学系分野に関心を持つ女子中高生の増加
- ② 工学系分野の研究を深めたいと思う女子大学生の増加
- ③ 工学系分野の研究者を目指す女子大学院生の増加
- ④ 工学系分野の研究者として上位職を目指す若手女性研究者の増加
- ⑤ 次世代の育成に携わる上位職女性研究者の増加
- ⑥ 研究力と研究者の質(クオリティ)を高めるためのシステムの構築とモデルの作成
①~③、⑤は工学系の女性研究者の増加を目指したもの、④は女性研究者を上位職へ登用することを目指したもの、⑥は研究力と研究者の質、および雇用環境整備と支援活動の普及を目指したものです。これらを実現するために、3機関が連携し、自機関の資源を有効に活用・共有し、交流を図りながらそれぞれの特長を生かした取組を実施します。
工学系の女性研究者増加に向けた取組

- 女子大学生向け工学系研究の紹介
- 女子中高生、女子大学生(大学院生含む)のための連携企業への訪問
- 女子中高生向け科学への誘いセミナー&交流会の実施
女性研究者の上位職登用に向けた取組

- 連携大学院方式の導入
- 上位職女性への支援員配置の検討
- 上位職(准教授相当以上)女性のみによる交流会の実施
- 男性上位職研究者を交えた交流会の実施
研究力と研究者の質の向上

- 教員力強化に必要な基礎づくり
- 研究力・運営力の養成・強化
- 教育力の養成・強化
- 研究職への進路選択を促すインターンシップの実施
- 女子学生と女性研究者の研究交流会の実施
雇用環境整備と支援活動の普及

- コーディネーター向け研修会の実施
- コーディネーターの採用
- お茶大インデックスを用いた雇用環境の管理・評価・分析
- 実施組織の交流会実施
- 合同シンポジウムの開催
- 育児(妊娠中含む)、介護、看護中における人的支援