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2016年7月3日更新
国の奨学機関である日本学生支援機構奨学金は、主として政府からの借入金と卒業生からの返還金によって運用され、経済的理由により修学困難な優れた学生に貸与を行うことにより、有為な人材の育成と教育の機会均等をはかることを目的としています。日本学生支援機構の推薦基準に基づき大学が推薦し、採否は日本学生支援機構が決定します。
名称 | 貸与月額 | 貸与期間 | 募集時期 | |
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第一種奨学金 | 学部生 | 自宅通学 3万円、4.5万円から選択 自宅外通学 3万円、5.1万円から選択 |
標準修業年限 | 定期採用:4月 予約採用:掲示により |
大学院 | 博士前期課程 5万円、8.8万円から選択 博士後期課程 8万円、12.2万円から選択 |
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第二種奨学金 | 学部生 | 3万円、5万円、8万円、10万円、12万円 から選択 |
標準修業年限 | |
大学院 | 5万円、8万円、10万円、13万円、15万円 から選択 |
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緊急採用 | 上記第一種と同様 | 原則1年 | 随時 | |
応急採用 | 上記第二種と同様 | 標準修業年限 |
奨学生志望者は掲示された期間中に学生・キャリア支援チーム窓口で「奨学金を希望する皆さんへ」を受け取り、よく読んでスカラネット入力用紙・確認書及び所得の証明等必要書類を学生・キャリア支援課に提出してください。
その後学生・キャリア支援課担当者の指示により自宅又は学内のパソコンから応募者本人がインターネットを利用して申込むことになります。
説明会を4月頃に実施します。掲示板でお知らせしますので、希望者は必ず出席してください。
奨学金申込書、学業成績、家計状況、健康、人物等を考慮し、学生委員会の議を経て選考を行い、適格者を日本学生支援機構に推薦し、同機構が審査し採用が決定されます。
また、入学前に予約採用で候補者になった者は、学生・キャリア支援課に「採用候補者決定通知」を提出すると共に日本学生支援機構からの通知に基づき手続きしてください。提出時期については掲示により周知しますので、速やかに手続きをしてください。
奨学生で退学、休学、復学、留学、辞退、転学部、転学科、氏名・住所、連帯保証人等の異動を生じた場合は、速やかに日本学生支援機構に届け出なければならないので、学生・キャリア支援課に連絡すると共に、所定の異動願(届)を提出してください。届出が遅れると奨学金の返還を求められたり、振込が行われないなどの事態が発生することがありますので、必ず手続きをしてください。
奨学生に採用された者は、毎年「適格認定奨学金継続願」の提出が義務付けられています。
実施時期は奨学金関係掲示板で行いますので、掲示があったら速やかに学生・キャリア支援課窓口で継続願いを受領し、手続きしてください。理由なく手続きをしない場合には、奨学金を必要としなくなったと見なされ、廃止等となることがありますので、十分注意してください。
また、成績不振の奨学生は、奨学金の廃止、停止になることがありますので成績不振とならないよう十分注意してください。
この奨学金返還免除は、大学院において第一種奨学金の貸与を受けた学生であって、在学中に特に優れた業績を挙げた者として日本学生支援機構が認定した場合には、貸与期間終了時に奨学金の全額又は一部の奨学金の返還が免除される制度です。
返還免除の認定は、学生が学内選考委員会の審議に基づき推薦する者について、その専攻分野に関する論文その他の文部科学省令で定める業績を総合的に評価することにより行われます。