お茶の水女子大学
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お茶大アカデミック・プロダクション人材育成システム改革の構想と概要メンバー
挑戦する研究力と組織力を備えた若手育成
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プログラムの主な特徴

「お茶大アカデミック・プロダクション」
 自立的研究環境として、お茶の水女子大学では役員会直属の組織「お茶大アカデミック・プロダクション」を設置しています。この組織は、学長をはじめとする役員、大学院人間文化創成科学研究科の先端融合系の教員、そして国際公募で採用された特任助教と特任RF(リサーチフェロー)によって構成され、特任助教の研究者が、創造的主体的に研究を遂行し、研究が特定の専門分野に狭隘化されなることのないように環境を整えています。

大学院先端融合系との協働体制
 本学は平成19年4月に大学院を改組し、ほぼ全教員が大学院に所属する体制としました。また、名称を「大学院創成科学研究科」と改め、大学としての重点領域の研究を「先端融合系」に集中化し、本プログラムで採用された特任助教には、この系に所属する研究者との協働体制を可能にしました。それによって、孤立することなく主体性をもって研究に従事できる環境が整えられています。

教育力・組織力を備えた研究者の育成
 テニュア・トラックに適した研究能力を育成するために本プログラムは、研究能力の向上に加え、教育力と組織力を強化するシステムを備えました。
 該当する専門分野の教員の指導の下で大学院や学部での教育実践を通して、教授法を具体的に訓練します。またこの過程で、英語による授業の訓練も実施します。
 さらに特任助教にはそれぞれにポスドクのリサーチフェローを配置し、ポスドクとの共同研究を行うことによって、研究室の運営をはじめとするマネジメント能力を育成するプログラムになっています。

女性研究者の育成
 国際公募で採用した特任助教9名のうち4名が女性であり、これらの女性研究者を含めて、このプログラムは、本学学生が次世代を担う女性研究者として国際的研究能力を向上させるために大きく寄与することが十分に期待できます。

 このように本プログラムは自立的な研究環境で研究を推進することによって、新分野に挑戦する若手研究者をテニュア・トラックに適する人材として育成するプログラムです。

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