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書き損じハガキ→紛争地の人々への支援?!

2015年2月10日更新

これも、多様な国際協力の一つのカタチです。回収した書き損じ・未使用の官製ハガキが郵便局で切手シートと交換され、それらを換金して戦争で傷ついたアフリカの子どもたちの心のケアプロジェクトに充てるという仕組みなのです。
私たちは、2014年秋から2015年3月31日まで日本紛争予防センター(JCCP)が実施している書き損じハガキキャンペーンに、グローバル協力センターを通じて参加しました。JCCPとは、紛争の被害者を平和構築の担い手にすることを目標に掲げ、武力紛争により人々の生命・自由・機会が無条件に脅かされる状況を改善し、紛争の発生・再発を防ぐ取り組みを国内外で行う特定非営利活動法人です。(参考:JCCP ホームページ

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グローバル協力センター前にてハガキを回収

「きっかけは、グローバル協力センター前に掲示されていたJCCPのチラシです。年賀状シーズン間近だったことと、ハガキが学生にとっても身近な存在であることから、大学での回収を思い立ちました。
「共に生きるスタディグループ」のメーリングリスト、SNS、授業などで呼びかけをおこない、回収BOXをグローバル協力センターと図書館入り口付近に設置し、12月下旬から1月末まで行いました。
私たちにとってどうしても遠い地での出来事として捉えられがちな「紛争」。しかし、紛争によって傷ついた罪のない人々を思うと、彼らのために何か出来ないだろうか、と思う人は多いはずです。日常生活の中で学生が出来ることには限りがありますが、ゼロではありません。紛争地の人々に思いを寄せ、支援に共感を持つ私たちの小さなアクションの積み重ねが形となって紛争地に届く。誰もが無理なく続けられるハガキ回収という支援の輪をこれからも広げていけたらと願っています。
キャンペーンに共感し、書き損じハガキを寄付してくださったみなさま、活動に理解を示してくださったグローバル協力センター、JCCPをはじめ、みなさまに感謝いたします。

(生活科学部2年 石川 文絵、文教育学部2年 山下 悠・内山 みどり)

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