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ネパール事前勉強会「楢戸健次郎先生による講義」

2016年6月7日更新

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学生からの質問に答える楢戸先生

2016年6月7日(火曜日)、ネパールスタディツアーの事前学習の一環として、楢戸健次郎先生(家庭医・元日本キリスト教海外医療協力会ネパール派遣医師)による学内公開講座を開催しました。札幌を拠点としながら、ネパールにおいて医療・公衆衛生、奨学金支援、震災復興支援活動や、ネパールの認知度を向上させるため日本国内において精力的に出張講義をされている楢戸先生から、スタディツアー参加者に向けて講義をしていただきました。

授業は、前半が質疑応答、後半が講義という形式で進められました。前半の質疑応答では、学生から、ネパールの政治、社会、経済の現状に加えて、服飾、食べ物、民族、文化、慣習など多岐に渡る質問がありました。現地ではどういった病気があるのかという質問に対しては、世界中どこでも存在する病気はほとんど同じだが、その土地の特徴によって疾病の多寡が決まってくるとの解説があり、ネパールでは貧困と関連して結核が多いほか、栄養失調による皮膚病や、薪集めのために木登りをする際の転落事故に起因する骨折などが特徴として挙げられる、と楢戸先生からお話がありました。また、カースト制度は未だ残っているのかとの質問に対して、仕事や結婚などあらゆる面でカーストは依然として大きな影響を持っており、カーストを越えた結婚はほとんどないことや、仕事場に同じカーストの人間が集まる傾向があることなどをご紹介くださいました。また、楢戸先生から、これからネパールに行く学生に対して非常にためになるアドバイスをいくつも頂戴しました。

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ネパールの伝統的な帽子トピを被る楢戸先生

後半の講義では、楢戸先生から現地での医療活動の様子や、震災支援活動の模様を、写真やエピソードを交えながらお話がありました。参加した学生からは、「参加型でとても面白かったです!」、「ネパールの人々の国民性や慣習など、現地の生活を伺い知ることができるようなお話をいただけて非常に興味深かった」、「教育制度、現地の就学率」が役に立った、という声が多く聞かれました。9月に現地に渡航するに当たり、非常に役立つ事前勉強会になりました。

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