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2016年度徽音祭学術企画カンボジアスタディツアー成果発表

2017年3月7日更新

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教育班による発表の様子

2016年11月12日(土曜日)~13日(日曜日)に開催されたお茶の水女子大学第67回徽音祭(学園祭)において、8月に行ったカンボジアスタディツアーの報告を行いました。学術企画の1つとしてポスターやスライドを交えた発表を行い、お世話になった先生方や学外の方々、また、高校生以下の学生の方など、多くの人に自分たちの学習成果を見ていただく機会になると共に、一般の方々の視点も知ることができて、とても実りのある活動となりました。

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貧困・ジェンダー班による発表の様子

私達の班は、カンボジアの教育と職業支援をテーマに調査をしました。現地では、JICA事務所を訪れて、カンボジア政府と連携した教育支援の取り組みを伺ったり、実際にカンボジアの病院で勤務なさっている青年海外協力隊の隊員さんのお仕事を見学し、カンボジアの方々の職業意識や質を高めるためには、彼らの固有の文化を理解した上で、長い目でみた協働が求められることを実感したりと、様々なアクターからの教育・職業支援のあり方について触れることができました。それと共に、ポルポト政権により優秀な教育者が大量に失われたことが、未だにカンボジアの教員の地位や質の低さ、国民の教育に対する意識に影響を与えていることを実感し、カンボジアならではの問題の存在も強く認識しました。

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保健・医療班による発表の様子

実際に現地の大学生の方々と交流をする機会もありました。その中で強く感じたのが、学生達の教育や職業に対する意識の高さです。カンボジアでは大学の進学率は未だ2%と、裕福な家庭の子供しか高等教育を受けることができません。しかし、その中で育った若者達は、教育を受けることに対してすごく意欲的で、私達が学ばされる部分も多くありました。また、カンボジアでは日本も支援している国家雇用機構では、高校生に対する取り組みもありました。現地のカンボジアでは外資系企業が多く進出し、首都には高層ビルが建ち並び、急速に発展しています。そういった場において、高度な労働力の担い手となれる若者を育成する職業支援機能が、教育制度と並行して整えられつつあると感じました。

充実した研修を通して、表面的にしか知らなかったカンボジアについた深く学ぶことができました。また、大学一年生の夏にこのスタディツアーに参加したことは、これからの自分の学びたい分野や進みたい道について考えるにあたって、とてもいいヒントになったように思います。

(文教育学部人文科学科1年 嶋 千瑛美)

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