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図書館展示企画「SOGI~性別ってなんだろう~」

2016年12月1日更新

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11月12日・13日の徽音祭での展示の様子

「あなたは人を好きになりますか?」「あなたの性別は何でしょうか?」
2016年10月31日から11月10日までの約2週間と11月12日・13日の徽音祭(学園祭)で、学生有志グループとして大学附属図書館にて、「SOGI~性別ってなんだろう~」というパネル展示を行いました。「SOGI」はSexual Orientation(性的指向)とGender Identity(性自認)の頭文字をとった、個人の性の在り方を表す言葉です。「LGBT」という言葉を聞いたことがある人もいると思います。これらはセクシュアル・マイノリティを指す言葉ですが、SOGIはすべての人に対して用いられます。

昨年度も、「セクシュアル・マイノリティって知っていますか?」というテーマで展示を行いました。今回は、存在を知ってもらうだけではなく、マイノリティ/マジョリティに関係なく「性の在り方の多様性」について、一人一人が考えてもらえる工夫をしました。

パネルでは、性的指向がどのような性別の人に向くのか、自分の性別は何だと思うかという問いを投げかけました。恋愛感情や性的欲求を抱かない「Aセクシュアル」や、二極化された男/女の性自認を持たない「Xジェンダー」などのセクシュアリティの紹介も行いました。
さらに、事前に60名の方から回答いただいたアンケートを用いて「個人の性の在り方は異なる」ことをメッセージとしました。同じセクシュアリティの内部でも多様なセクシュアリティが存在しています。たとえ同じ「性自認が女性」の人であっても、その振る舞い方や感覚は異なっています。同じ「男性を好きになる」でも、どのような関係を望むかはそれぞれです。

展示を見た人からは「自身のうちにある差別意識に気づけることが知性なのかも」、「少しでも理解してもらう機会があれば生きやすい社会になるのかなと感じた」などの感想が寄せられました。

さらに、11月7日、16日に館外企画として映画上映会を実施しました。デンマーク人の性同一性障害の女性の人生を取り上げた「リリーのすべて」、女性同士の恋愛を描いた「キャロル」の2本を上映しました。どちらも世界的に人気を集めた映画であり、2日間で25名ほどの参加がありました。

映画を見た人の感想としては、「見た目と心が一致しないことが、誰しもに違和感を与えてしまうことが変だと思う」、「人には性別がなければいけないのだろうか」といった声や、「LGBTに関する映画はあまり見たことがなく考えさせられた」という声も多くありました。

今回の企画が、「性の在り方」について考えるきっかけになれば嬉しいです。アンケートにご協力いただいた方々、展示場所を提供してくださった図書館の方々をはじめとした皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

(文教育学部4年 柳下明莉、生津千里、研究生 梶原佐保)

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