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シャンティ国際ボランティア会(SVA)アフガニスタン事務所所長代行の来訪

2018年12月17日更新

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講師のワヒド氏

2018年11月29日(木曜日)、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会(SVA)アフガニスタン事務所所長代行のワヒドさんが来訪し、「アフガニスタンの子ども図書館活動と絵本事業」と題する報告会を行いました。グローバル協力センターは、「アフガニスタン・開発途上国女子教育支援事業野々山基金」の一環として、SVAを通じてオリジナルの絵本をアフガニスタンの小学校図書室などに寄付しており、当日は、本学で学ぶ留学生2名も参加し、絵本配布事業の進捗状況や活動の意義などについて活発な意見交換が行われました。

ワヒドさんからは、アフガニスタンにおける難民の状況をはじめ、干ばつ、女性が直面する社会的問題、教育分野の現状と課題等についてお話がありました。SVAが活動する東部ナンガルハール県にはパキスタンからの帰還民が多いそうですが、教育機会へのアクセスや仕事の機会が少ないこと、土地やシェルターの問題、円滑な社会統合が難しい社会・文化的背景、障がい者への理解の欠如、部族間の揉め事等について説明がありました。特に、教育分野においては、教室の質、給料が安いこと、予算、学校へのアクセス、トイレ設備の不足等、様々な課題が山積みであるとのことでした。

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報告会の様子

こうした中、SVAは子ども図書館活動と絵本事業を実施しており、首都カブールとナンガルハール県を中心に、ヘラート県、バルフ県、ラグマン県、クナル県等でも図書配布を行っており、子ども達への教育支援を行っているとのことでした。以前、SVA図書館を利用していた女性が、今は大きくなって活躍しているとの嬉しい報告もありました。

質疑応答の時間には、和平プロセスの進展とその教育分野への影響、絵本を現地社会で受け入れてもらうための苦労、政府とNGOの援助調整の状況、他国との比較に基づく女性の社会進出や識字率へのコメント等があり、活発な意見交換が行われました。

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