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JICA東京インターンシッププログラム参加報告・「共に生きる」スタディグループ活動発表(徽音祭学術企画)

2023年11月17日更新

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展示の様子

 お茶の水女子大学グローバル協力センターでは、国際開発や平和構築に関心を持ち「共に生きる」社会について自主的に学習・活動する学生を様々な形で支援しています。11月11-12日のお茶大大学祭「徽音祭」では、学術企画として、お茶大生が国際協力活動の報告を行いました。

STUDY FOR TWOお茶大支部活動紹介(11月11日)

STUDY FOR TWOは、全国の40以上の大学に支部を有する学生団体です。「勉強したいと願うすべての子どもたちが勉強できる世界に」、「FOR ME, FOR TWOのボランティアが身近になる世界に」という2つの理念を掲げて活動を行っており、お茶の水女子大学支部もその理念の達成に向けて、使い終えた教科書の回収・再販売で得た利益の寄付活動を展開しています。

今回の徽音祭では、1年生2名を含むお茶の水女子大学支部のメンバー3名による、活動の概要、支援の仕組み、これまでの支援先の紹介などが行われました。報告の後半では、「STUDY FOR TWOの“Win-Winなボランティア”とは」をテーマにパネルディスカッションが行われ、「先進国から途上国へ」という一方的な支援ではない活動をどう展開していけるか、個々のメンバーの想いが語られました。新型コロナウイルス感染症拡大の状況の中での活動の難しさ、学内での認知度をどう高めるか、STUDY FOR TWOの活動に興味・関心をもったきっかけ、ボランティアを行う中で得た自身の気づきや学びなどにも触れられ、参加者からも多くの質問・コメントが寄せられました。

  • photo2STUDY FOR TWOの概要紹介
  • photo3パネルディスカッションの様子

右矢印STUDY FOR TWO について
右矢印STUDY FOR TWO お茶の水女子大学支部公式Instagram

JICA東京インターンシッププログラム参加報告(11月12日)

日本政府の国際協力機関であるJICA(独立行政法人国際協力機構)は、開発途上国のSDGs(持続可能な開発目標)の達成を支援する様々な事業を行っており、日本国内でも、15の事務所で開発途上国の人材育成、国際理解教育支援などを実施しています。そのうち、東京(渋谷区西原)にある事務所「JICA東京」が夏休み時期に募集した短期インターンシッププログラムに、お茶大生2名が参加しました。

プログラムに参加したお茶大生2名は、文教育学部言語文化学科1年の鈴木小春さんと生活科学部食物栄養学科1年の伊藤彩華さん。2人は8月中旬の約1週間、JICA東京で、JICA事業の説明を受けるとともに、開発途上国から来た行政官の方々との交流、国際理解教育を実施する先生方の議論への参加、JICA東京の一般向け展示の改善実習などに取り組みました。

徽音祭の発表では、鈴木さんから「国内外を問わず行われている国際協力の幅の広さを実感した」「国際協力を行う意味について、“そこに困っている人がいるから”“目の前の人が必要としているから動く”と納得できた」といった気づきの説明がありました。また、伊藤さんは「インターンシッププログラム参加を通じ、JICAは人と人(途上国と日本・JICAと訪問者・JICAと学生など)を繋ぐ組織である、と感じた」「パートナーシップの重要性、途上国と先進国という捉え方からの脱却、グローバルな問題として考えることの必要性を学んだ」と語ってくれました。

グローバル協力センターでは、これからも国際協力・平和構築に関心を持つ学生の皆さんへの支援を継続していきます。

  • photo5徽音祭で発表する鈴木さん
  • photo5伊藤さんの発表

右矢印JICAについて
右矢印JICA東京について

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