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2010年6月16日 基礎問題プロジェクト第6回研究会「言語発達の研究方法論再考」
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 お茶の水女子大学グローバルCOEプログラム「格差センシティブな人間発達科学の創成」では、当プログラムのテーマに関わる基礎的問題を扱う領域横断的な「基礎問題プロジェクト」を立ち上げ、研究会を開催しています。

 今回はその第6回目として、言語発達の研究方法論再考をテーマに、子どもの言語獲得の実証的な研究方法と格差問題について考えます。研究会はどなたでもご参加いただけます。皆様のご来場をお待ちしております。

【日時】
6月16日(水)14:00~17:00

【会場】
お茶の水女子大学生活科学部本館103号室

【プログラム】
14:00~15:40
  内田 伸子(お茶の水女子大学教授)
   臨床面接法・教授実験パラダイムやパペットパラダイムなどを用いて、
   言語獲得についての実証的な研究法を考察する
         
15:30~15:40 休憩

15:40~16:40
  李 美靜(お茶の水女子大学特任リサーチフェロー)
   第二言語習得の研究方法について考察する
   ―国際結婚家庭における日中バイリンガルの研究を例にして―
  
16:40~17:00 質疑応答

【司会】
浜野 隆(お茶の水女子大学准教授)

入場無料 申し込み不要

【主催】
お茶の水女子大学グローバルCOEプログラム「格差センシティブな人間発達科学の創成」
基礎問題プロジェクト 国際的格差領域

 ポスターはこちらから

【お問い合わせ】   
グローバルCOE事務局
112-8610 東京都文京区大塚2-1-1
お茶の水女子大学文教育学部1号館103
Tel) 03-5978-5247

【活動報告】
 お茶の水女子大学グローバルCOEプログラムでは、2010年6月16日、基礎問題プロジェクト第6回研究会として、「言語発達の研究方法論再考」をテーマに公開セミナーを開催しました。言語発達の分野における国際的な格差の課題を軸に、子どもの言語獲得の実証的な研究方法と格差問題について検討する機会となりました。

 まず、本学の内田伸子教授より臨床面接法・教授実験パラダイムやパペットパラダイムなどを用いて、日中比較研究を通して言語獲得についての実証的な研究法に関する報告がなされ、研究方法論の再検討が行われました。次に、李美靜特任リサーチフェローから日本及び台湾それぞれの日中バイリンガルの研究事例に基づく第二言語習得の研究方法に関する発表がなされ、多言語・多文化社会の台湾における国際結婚家庭の子どもの育成や教育格差における現状と課題が示されました。












 基礎から応用に至るまでの幅広い内容の報告を受けて、学内外の多くの参加者から活発に議論が提起され、充実した研究会となりました。

 当日の詳しい内容は、お茶の水女子大学グローバルCOE刊行の報告書『PROCEEDINGS』15(基礎問題プロジェクト報告書)に掲載されています。
(場所:本館103教室;参加者45名)

  

2010年2月24日 第3回JELS セミナー「激動する中国の大学におけるキャリア教育」
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 景気の低迷を背景に、日本でも新規大卒者の就職難が続いています。大学生の就職問題に進んで取り組んできた中国では、どのようなキャリア教育や就職支援が行われているのでしょうか。日本の大学のキャリア教育の現状と課題を考察し、中国から学べるものを探る。これからの大学教育と就職支援のあり方に一石を投じます。

【日時】
2010年2月24日(水)15:00-17:00

【場所】
お茶の水女子大学 人間文化創成科学研究科棟 6階 大会議室

【プログラム】
15:00~15:10 
 司会挨拶 お茶の水女子大学理事・副学長、G-COE拠点リーダー、CSD推進担当者  耳塚 寛明

15:10~17:00 
 報告
  1 「国公立大学における聞き取り調査からみる中国の大学のキャリア教育」
                             お茶の水女子大学G-COE特任講師  王 杰

  2 「日本の大学のキャリア教育の現状と課題」 
                             福岡大学講師  寺崎 里水

【コメンテーター】
労働政策研究・研修機構統括研究員  小杉 礼子

【参加費】
無料 

【申し込み】
不要(直接会場へお越しください)

 ポスターはこちらから

【主催】
お茶の水女子大学 特別教育研究経費事業CSDプログラム「学校教育と職業組織のコミュニケーション・システムの再構築」

【共催】
お茶の水女子大学グローバルCOEプログラム 教育・社会的格差領域

【連絡先】
お茶の水女子大学JELS事務局

【活動報告】
グローバルCOE教育・社会的格差領域は第3回Jelsセミナー「激動する中国の大学におけるキャリア教育 ―日本の大学は中国から何を学ぶか?」を開催しました。

 王氏は「国公立大学における聞き取り調査からみる中国の大学のキャリア教育」というテーマで、中国高等教育卒業者をとりまく就職環境の変容を概観した後、国公立大学計16校のキャリアセンターを対象に行った、大学卒業者の職業への移行に関する調査結果を報告し、就職斡旋、キャリア指導の効果や問題点を指摘しました。

 寺崎氏は、日本におけるキャリア指導の関連政策、大学の現状、および中国の状況をまとめながら、現在差し迫っている就職指導の課題、解決法などについて報告しました。













 コメンテーターの小杉氏(労働政策研究・研修機構 統括研究員)は中国の労働市場に強い関心を寄せ、日本の高卒、大卒の就職や教育内容についての議論を提起されました。(場所:お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科棟6階大会議室;参加者16名)

  

2010年1月22日 第2回JELS セミナー「子どものキャリア形成―文化・学力・進路―」
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 第2回セミナーは「子どものキャリア形成」がテーマです。入学した学校やそこで形成される文化、家庭環境や学力は、子どもの進路選択にどのような影響を与えるのでしょうか。2003年から行っている「青少年期から成人期への移行についての追跡的研究(JELS)」データから実証的に明らかにします。

【日時】
2010年1月22日(金)15:00-17:00

【場所】
お茶の水女子大学 人間文化創成科学研究科棟 6階 大会議室

【プログラム】
15:00~15:10 
 司会挨拶 お茶の水女子大学理事・副学長、G-COE拠点リーダー、CSD推進担当者  耳塚 寛明

15:10~17:00 
 報告
  1 「トラッキングと生徒文化」  
                   東京大学大学総合教育研究センター助教  大多和 直樹

  2 「現代高校生の進路選択」 
                   お茶の水女子大学JELS研究員、青山学院大学大学院博士課程  中西 啓喜

  3 「児童・生徒の進路選択と学力」 
                   お茶の水女子大学JELS研究員、実践女子大学非常勤講師  蟹江 教子

【コメンテーター】
お茶の水女子大学名誉教授  牧野 カツコ

【参加費】
無料 

【申し込み】
不要(直接会場へお越しください)

 ポスターはこちらから

【主催】
お茶の水女子大学 特別教育研究経費事業CSDプログラム「学校教育と職業組織のコミュニケーション・システムの再構築」

【共催】
お茶の水女子大学グローバルCOEプログラム 教育・社会的格差領域

【連絡先】
お茶の水女子大学JELS事務局

【活動報告】
 JELS第2回セミナーでは、「子どものキャリア形成」をテーマに、子どもの進路希望はどのように形成されるのか、2003年から行っている「青少年期から成人期への移行についての追跡的研究(JELS)」データを用いて、実証的に明らかにしました。

 第1報告者の大多和直樹氏の「トラッキングと生徒文化」についての報告では、父親の学歴により進学するトラックに差があること、進学校では努力を軽視する傾向にあることなどが報告されました。

 第2報告者の中西啓喜氏は、「現代高校生の進路選択」について、大都市圏と異なり、地方都市では非進学校に入学した生徒では、希望する進路を大学に変更する生徒は少ないこと、非進学校から四大に進学した生徒は、学校生活に上手く適応しているケースが多いこと、などが報告されました。

 蟹江教子氏からは、「児童・生徒の進路選択と学力」との関係について、小中学生は、自分の成績を基準に希望する進路を決める傾向にあること、進路希望は、家庭の経済力の影響を受けていないこと、などが報告されました。

 コメンテーターである牧野カツコ氏(お茶の水女子大学名誉教授)からは、いずれもタイムリーな話題であり、是非、結果を政策提言にいかして欲しい、とのコメントが寄せられました。














(2010年1月22日;場所:お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科棟6階大会議室;参加者:20名)

  

2010年1月13日 基礎問題プロジェクト第5回研究会「子どもの貧困をめぐって」
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 お茶の水女子大学グローバルCOEプログラム「格差センシティブな人間発達科学の創成」では、当プログラムのテーマに関わる基礎的問題を扱う領域横断的な「基礎問題プロジェクト」を立ち上げ、研究会を開催しています。今回はその第5回目として、国立社会保障・人口問題研究所の阿部彩氏をお迎えし、子どもの貧困問題について考えます。研究会はどなたでもご参加いただけます。ご関心のある方はどうぞご来場ください。

【日時】 
2010年1月13日(水) 15:30~17:30

【場所】
お茶の水女子大学 本館103教室

【報告】 
阿部 彩(国立社会保障・人口問題研究所)
 「子どもの貧困の動向と社会保障制度の課題」

【コメンテーター】 
平岡 公一 (お茶の水女子大学)

【司会】 
小玉 重夫 (東京大学)

入場無料 申し込み不要

【主催】
お茶の水女子大学グローバルCOEプログラム「格差センシティブな人間発達科学の創成」基礎問題プロジェクト

 ポスターはこちらから

【お問い合わせ】   
グローバルCOE事務局
112-8610 東京都文京区大塚2-1-1
お茶の水女子大学文教育学部1号館103
Tel) 03-5978-5247

【活動報告】
 2010年1月13日、国立社会保障・人口問題研究所の阿部彩氏をお迎えし、「子どもの貧困の動向と社会保障制度の課題」と題して、現代日本における子どもの貧困問題についてお話いただきました。前半では、子どもの貧困率の定義をめぐる問題や、貧困が子どもの学力、進路選択、家庭環境、健康などにに与える影響について豊富なデータが示され、後半では子どもの貧困にかかわる日本の社会保障政策の問題点が、国際比較の視点から明らかにされました。















 コメンテーターの平岡公一氏(お茶の水女子大学)からは、子どもの貧困問題の優先性をめぐる問題、社会保障体系における子どもの貧困の位置づけ、少子化対策との関連性についてイギリス社会保障政策研究の立場から議論が呈示されたほか、フロアからコメントや質問も提出され、時間いっぱいまで充実した議論が行われました。












 当日の詳しい内容は、お茶の水女子大学グローバルCOE刊行の報告書『PROCEEDINGS』11(基礎問題プロジェクト報告書)に掲載されています。
(場所:お茶の水女子大学本館103教室; 参加者30名)

  

2010年1月10日 基礎問題プロジェクト第4回研究会「子ども期のクオリティ・オブ・ライフの測定と規定因」
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 お茶の水女子大学グローバルCOEプログラム「格差センシティブな人間発達科学の創成」では、「子ども期のクオリティ・オブ・ライフの測定と関連要因の探究」をテーマに、下記のとおり研究会を行います。研究会にはどなたでもご参加いただけます。みなさまのご来場をお待ちしております。

【日時】
2010年1月10日(日) 13:00~17:00

【場所】
お茶の水女子大学文教育学部第1会議室(文教育学部1号館1階)

【プログラム】
第1部 基調講演
古荘純一(青山学院大学教育人間科学部教授・小児科医、児童精神科医)
「QOL尺度調査:今日までの結果・考察、および今後の課題」

柴田玲子(聖心女子大学専任講師)
「QOL尺度の実用化に向けて」

松嵜くみ子(跡見学園女子大学教授)
「QOL尺度を用いた介入例」

根本芳子(昭和大学医学部小児科臨床心理士)
「QOL尺度幼児版の中間報告」

第2部 研究発表
室橋弘人(お茶の水女子大学)
「子どものQOL尺度の心理統計学的特徴」

松本聡子・吉武尚美(お茶の水女子大学)
「思春期の生徒のQOLと学校適応」

菅原ますみ(お茶の水女子大学)
「乳児期の親子のQOL」

長谷川真里(横浜市立大学国際総合科学部准教授)
「電子メディアが子どものQOLに与える影響:ウェブでの母親調査からの検討」

申し込み不要

【主催】
お茶の水女子大学グローバルCOEプログラム「格差センシティブな人間発達科学の創成」基礎問題プロジェクト

 ポスターはこちらから

【お問い合わせ】   
グローバルCOE事務局
112-8610 東京都文京区大塚2-1-1
お茶の水女子大学文教育学部1号館103
Tel) 03-5978-5247

【活動報告】 
 基礎問題プロジェクト第4回研究会では、子ども期までのクオリティ・オブ・ライフ(Quality of Life:QOL)の測定の問題や規定因について、公開セミナーを行いました。

 基調講演では、青山学院大学の古荘純一先生より、子どものQOLに関する日本の研究の現状および今後の課題について包括的なご報告をいただきました。聖心女子大学の柴田玲子先生からは、QOLの測定具としての日本語版KINDLについての概説、昭和大学の根本先生からは、日本語版KINDLの幼児版の開発研究の中間報告、跡見学園女子大学の松嵜先生からは、臨床場面でのKINDLの使用ケースについてのご発表をいただきました。各研究発表では、KINDLの尺度としての心理統計学的考察、乳児期の親子のQOL、メディア使用とQOL、思春期の子どもたちのQOLについて、幅広い内容の報告が行なわれました。

 フロアからも多くの質問・コメントが出され、活発な議論が行なわれました。当日の詳しい内容は、お茶の水女子大学グローバルCOE刊行の報告書『PROCEEDINGS』11(基礎問題プロジェクト報告書)に掲載されています。
(2010年1月10日; 場所:お茶の水女子大学文教育学部1号館第1会議室; 参加人数15名)










  

2010年1月8日 第1回JELSセミナー「国際比較からみる学力調査―国際調査と国別調査」
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 お茶の水女子大学JELS(Japan Education Longitudinal Study)では、学齢期から成人期までを対象とした日本で初めての本格的な追跡研究を進めています。関東と東北地方の小・中・高校生および保護者の方を対象に実施した質問紙調査と学力調査をもとに、3回にわたって公開セミナーを本学CSDプログラムと共催いたします(2010年1月8日、1月22日、2月24日)。

 第1回セミナーは学力調査をテーマにし、日本と中国の学力調査と国際調査(PISA)をとりあげます。JELSでは学力調査もおこなっていますが、PISAや他の学力調査と何が違うのでしょうか。今後の学力調査の課題について一緒に考えていきたいと思います。多くの方のご来場をお待ちしています。

【日時】
2010年1月8日(金)15:00~17:00

【場所】
お茶の水女子大学 人間文化創成科学研究科棟 6階 大会議室
 
【プログラム】
15:00~15:10
 司会挨拶 岩崎香織(お茶の水女子大学CSDプログラム アソシエイト・フェロー)

15:10~17:00
 報告
 1 PISA調査からみる日本の学力格差                                           
                           お茶の水女子大学G-COE特任助教  垂見 裕子

 2 中国大陸における独自の学力調査の展開  
                           お茶の水女子大学G-COE特任講師  王 杰

 3 日本の学力調査の傾向と課題――全国学力調査とJELS    
                           お茶の水女子大学JELS研究員   中島 ゆり

【コメンテーター】
お茶の水女子大学G-COE拠点リーダー、CSD推進担当者、理事・副学長   耳塚 寛明 

【参加費】
無料 

【申し込み】
不要(直接会場へお越しください)

 ポスターはこちらから

【主催】
お茶の水女子大学 特別教育研究経費事業CSDプログラム「学校教育と職業組織のコミュニケーション・システムの再構築」

【共催】
お茶の水女子大学グローバルCOEプログラム 教育・社会的格差領域

【連絡先】
お茶の水女子大学JELS事務局

【活動報告】
 JELS第1回セミナーでは、教育社会的格差領域に対応するテーマとして、日本と中国の学力調査および国際調査(PISA)の概要と課題についてのセミナーを行いました。

 第1報告者の垂見裕子氏(本学G-COE特任助教)は「PISA調査からみる日本の学力格差」と題してPISA調査のデータの概要とPISAにおける日本の学力(リテラシー)の特徴について報告を行いました。「家庭背景による学力の差異」と定義されるところの学校内学力格差と学校間学力格差について統計的な分析がなされ、日本の高校は学校間格差が大きいことが明らかにされました。














 第2報告者の王杰(傑)氏(本学G-COE特任講師)からは「中国大陸における独自の学力調査の展開」として、教育行政や学校、研究者による学力調査について報告がありました。とくに2007年の教育部の施策を受けて設立された基礎教育の質的観測測定センターが行った学力調査の概要と課題について、詳しい説明がありました。

 第3報告者の中島ゆり氏(本学JELS研究員)は「日本の学力調査の傾向と課題――全国学力調査とJELS」と題して、主に2007年から実施されている全国学力・学習状況調査の概要と課題、さらにお茶の水女子大学「青少年期から成人期までの移行についての追跡的研究(JELS)」で実施されている学力調査の概要と課題について報告を行いました。

 コメンテーターの耳塚寛明氏(本学)やフロアからも多くの質問・コメントが出され、活発な議論が行なわれました。(場所:お茶の水女子大学人間文化創成科学研究科棟6階大会議室;参加者:16名)

  

2009年10月20日 国際セミナー「中西部アフリカ幼児教育改善アクションプラン」
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 お茶の水女子大学グローバルCOEプログラム「格差センシティブな人間発達科学の創成」では、中西部アフリカのカメルーン、セネガル、ニジェール、マリ、ブルキナファソ5カ国(フランス語圏)の中央または地方の教育行政官・視学官、教員養成校の教員12名を招き、各国における幼児教育の拡充や格差解消に向けての行動計画をお話しいただきます。多くの方のご来場をお待ちしています。

【日時]
2009年10月20日(火)10:00~16:30
午前:ニジェール、セネガル
午後:マリ、ブルキナファソ、カメルーン

【場所】
お茶の水女子大学 本館135号室(カンファレンスルーム)

参加費無料
申込不要(直接会場へお越し下さい)
フランス語⇔日本語通訳付き

【主催】
お茶の水女子大学グローバルCOEプログラム「格差センシティブな人間発達科学の創成」 国際的格差領域
お茶の水女子大学グローバル協力センター

【お問い合わせ】
お茶の水女子大学グローバルCOE事務局
TEL&FAX: (03)5978-5247
ポスターはこちらから

【活動報告】
 2009年10月20日(火)、中西部アフリカのカメルーン、セネガル、ニジェール、マリ、ブルキナファソ5カ国(フランス語圏)の中央または地方の教育行政官・視学官、教員養成校の教員12名を招き、各国の幼児教育の改善に向けた行動計画を中心に報告していただきました。これらの行動計画は3週間のJICA研修の成果として作成され、日本側参加者から有益なコメントが出されました。

  

第3回GCOE国際シンポジウム「子どもの遊び・学びの進化と深化 ~文化・社会・歴史の制約を解き明かす~」動画
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 お茶の水女子大学グローバルCOE「格差センシティブな人間発達科学の創成」では、2009年10月17日(土)に「子どもの遊び・学びの進化と深化 ~文化・社会・歴史の制約を解き明かす~」というテーマで国際シンポジウムを行いました。シンポジウム当日の様子は活動報告でご覧いただけます。

 この当日の講演内容を、動画でご覧いただくことができます。それぞれの講演タイトルをクリックしてください。(動画掲載は2010年度で終了いたしました。)

【基調講演】
松沢 哲郎 京都大学霊長類研究所所長・教授 
「チンパンジーの『教えない教育、見習う学習』」(1)
「チンパンジーの『教えない教育、見習う学習』」(2)
「チンパンジーの『教えない教育、見習う学習』」(3)
「チンパンジーの『教えない教育、見習う学習』」(4)
「チンパンジーの『教えない教育、見習う学習』」(5)

【パネリスト】
李 基淑 韓国・梨花女子大学教授 
「子どもの遊び:概念、社会文化的現象、伝統遊びへの再考」(1)
「子どもの遊び:概念、社会文化的現象、伝統遊びへの再考」(2)
「子どもの遊び:概念、社会文化的現象、伝統遊びへの再考」(3)

原 ひろ子 お茶の水女子大学名誉教授 
「1960年代初頭のカナダ北西部 狩猟採集民カショーゴティネ(”Hare Indians")の子どもの生活」

【指定討論】
榊原 洋一 お茶の水女子大学教授 
指定討論1  

菅原 ますみ お茶の水女子大学教授 
指定討論2

松沢氏リプライ
李氏リプライ
原氏リプライ

耳塚 寛明 お茶の水女子大学副学長 
閉会の挨拶

  

2009年10月17日 第3回GCOE国際シンポジウム「子どもの遊び・学びの進化と深化~文化・社会・歴史の制約を解き明かす~」
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 お茶の水女子大学グローバルCOEプログラム「格差センシティブな人間発達科学の創成」では、2009年10月17日に国際シンポジウム「子どもの遊び・学びの進化と深化 ~文化・社会・歴史の制約を解き明かす~」を開催いたします。

 子どもは、日々の遊びや生活を通して世界づくり・地図づくりを進め、生活に参加する中で多くを学んでいきます。子どもにとって遊びとはどのような意義があるのか。今年度のシンポジウムでは、日韓の深化心理学、文化人類学、幼児教育の専門家にご講演いただき、子どもが遊びを通して学ぶ過程について考察を深めて参ります。

 多くのみなさまのご来場をお待ちしております。参加ご希望の方は、下記のフォームにてお申し込みください。当日参加も可能です。

【日時】
2009年10月17日(土)13:00~17:00

【場所】
お茶の水女子大学 共通講義棟2号館2階201教室

【基調講演】
京都大学霊長類研究所所長・教授 松沢哲郎
「チンパンジーの『教えない教育、見習う学習』」
  
【パネリスト】
韓国・梨花女子大学教授 李 基淑
「子どもの遊び:概念、社会文化的現象、伝統遊びへの再考」

お茶の水女子大学名誉教授 原 ひろ子
「1960年代初頭のカナダ北西部 狩猟採集民カショーゴティネ(”Hare Indians")の子どもの生活 
  -格差センシティブであることと、普遍性センシティブであること―」

【指定討論】
 お茶の水女子大学教授 菅原ますみ
 お茶の水女子大学教授 榊原洋一

【司会】
 お茶の水女子大学教授 内田伸子

【使用言語】
 日本語・韓国語(韓国語ウィスパリングと同時通訳)

参加費:無料

【お問い合わせ】
お茶の水女子大学グローバルCOE事務局
112-8610 東京都文京区大塚2-1-1
Tel&Fax 03-5978-5247
 お申し込みは締め切りました

 ポスターはこちらから

【活動報告】
 2009年10月17日(土)、第3回国際シンポジウム「子どもの遊び・学びの進化と深化~文化・社会・歴史の制約を解き明かす~」を開催いたしました。

 基調講演では、松沢哲郎教授より、世界的に有名なアイプロジェクトにおけるアイの子育てぶりを通して、「教えない教育、見習う学習」についてお話をいただきました。続いて、李基淑教授には、韓国において加熱する早期教育の様々なデータをご提供いただくとともに、そのような社会でどのように子どもの成長における遊びの重要性を推進していくかについてご講演いただきました。また、原ひろ子教授には、厳しい自然環境で生きるヘアーインディアンの世界には、大人が子どもに「教える」「教育する」という概念がないことなどについてお話し頂きました。

 続く指定討論者では、チンパンジーの独自の遊びの有無、人間にとっての遊びの定義、早期教育の長期的影響についてなどの質問を皮切りに、子どもの発達における遊びの意義や、学びの過程、子どもと大人による知の共同構成のプロセスなどについての充実した議論が行われました。(場所:お茶の水女子大学共通講義棟2号館201;参加者 約100名)

  

2009年10月2日 国際セミナー「中西部アフリカの子ども・幼児教育に見る格差」
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 お茶の水女子大学グローバルCOEプログラム「格差センシティブな人間発達科学の創成」では、中西部アフリカのカメルーン、セネガル、ニジェール、マリ、ブルキナファソ5カ国(フランス語圏)の中央または地方の教育行政官・視学官、教員養成校の教員12名を招き、各国における幼児教育を中心として、教育や文化について報告をしていただく国際セミナーを開催いたします。多くの方のご来場をお待ちしています。

【日時】
2009年10月2日(金)10:00~16:30
午前:ブルキナファソ、カメルーン
午後:マリ、ニジェール、セネガル

【場所】 
お茶の水女子大学 学生センター棟 第5会議室

参加費無料
申込不要(直接会場へお越し下さい)
フランス語⇔日本語通訳付き

【主催】
お茶の水女子大学グローバルCOEプログラム「格差センシティブな人間発達科学の創成」 国際的格差領域
お茶の水女子大学グローバル協力センター

【お問い合わせ】
お茶の水女子大学グローバルCOE事務局
TEL&FAX: (03)5978-5247 
ポスターはこちらから

【活動報告】
 2009年10月2日(金)、お茶の水女子大学グローバルCOEプログラム「格差センシティブな人間発達科学の創成」は、中西部アフリカのカメルーン、セネガル、ニジェール、マリ、ブルキナファソ5カ国(フランス語圏)の中央または地方の教育行政官・視学官、教員養成校の教員12名を招き、各国における子どもの現状や幼児教育の格差について報告をしていただく国際セミナーを開催いたしました。

  

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UPDATE : 2012年3月31日