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ごあいさつ                                         

食育基本法が施行され、食育活動はさまざまなところで広く行われるようになりました。しかしながら、食育のテーマは多岐にわたり、食育の場で必要とされる情報は、「食」の安全・安心や生活習慣の改善、文化の伝承、食糧問題など多様化してきているだけでなく、一部では、昔から一般に言われてきたことや科学的根拠のない情報が検証などが行われずに利用されている場面も散見されます。

「食」に関して正しい情報を発信することは重要な課題のひとつです。
今、早急に求められているのは、科学的根拠を体系的に構築するとともに新たな学問体系をつくり、情報を有効に発信・伝達できる高度な食育スペシャリストです。

本学では複雑化、多様化する食育に対応するために、学際的基盤に立った幅広い専門性と実践力をもつ高度専門家の早期育成めざし、大学院副専攻として「SHOKUIKUプログラム」を開講することになりました。
 本プログラムは、研究と実践の両面から大学院博士課程(前期・後期)における文理融合に根差した横断的・複合的な教育を推進していきます。