奨学金・授業料免除 各種証明書 学生相談 施設・学習環境 課外活動 くらしの支援 お茶大SCC

ページの本文です。

奨学金申請フロー

2024年3月19日更新

奨学金を申請する前に、出願準備から採用、返還にいたるまでの、大まかな流れを確認しましょう。

準備

1. 自身を取り巻く経済状況を正しく把握し、どれくらいの経済援助が必要なのかを見極める

奨学金を受けるにあたっては、成績や家庭の経済状況などによって申請資格が異なります。また、それぞれ趣旨、金額、返還の有無などの違いがあり、自分自身がどのような種類の奨学金に出願できるか、出願したいかによって、受ける奨学金が変わってきます。「奨学金を受けたい!」と思った場合、まずは自身を取り巻く経済状況を把握し、どのような形でどれくらいの経済的援助を必要とするのか、よく考えて奨学金の申請を行ってください。特に、貸与型の奨学金を借り入れた場合、卒業後返還義務を負うのは、あなた自身であることを忘れないでください。

2. 奨学金のタイプを理解する

奨学金を大別すると、返還義務のない給付型と、卒業後返還義務が生じる貸与型に分類されます。このうち貸与型の奨学金は、無利子タイプのものと有利子タイプのものがあります。

出願

1. 出願条件の確認

それぞれの奨学金には、成績基準や家計基準などの出願条件があります。

2. 必要書類の準備

自身の学年や、出願する奨学金によって提出しなければならない書類が異なります。書類の中でも、父母の所得関係書類は、多くの出願者が取得するまでに時間がかかっています。また、特に新1年生の場合、高等学校の調査書が必要になることもあるので、早めに準備をしてください。なお、インターネットによる手続きが必要な場合もあります。

3. 選考

推薦人数が限定されている場合は、大学内で選考を行い、推薦者を決定します。ただし、大学から推薦しても各奨学団体等の選考・審査の結果、不採用となることもあります。

結果通知

選考結果について、大学公式メールアドレスへお知らせします。(※電話でのお問い合わせには一切応じません。)
なお、採用時や採用後に必要な手続きは、奨学金によって異なりますので、採用時に配付される資料等をご確認のうえ、期日までに、定められた手続をしてください。手続きを怠った場合、奨学生としての採用が取消になることもありますのでご注意ください。

返還

貸与型奨学金の仕組みとして、元奨学生(卒業生)の返還金が現役奨学生の奨学金の資金源になるということを理解してください。また、貸与奨学金の場合、返還金が順調に回収されないと、今後の奨学生採用計画に重大な支障をきたすことになりますので、奨学生ひとりひとりがこのような制度の仕組みを理解し、「将来、責任をもってしっかり返済する」という自覚が必要です。

一部を除き、各貸与奨学金の併用は可能ですが、借り過ぎにならないよう注意してください。本人が返還を怠った場合には、連帯保証人、保証人などに返還請求がなされ、滞納者には、支払督促の申立から強制執行に至るまでの法的手続がとられる場合があります。

なお、給付型奨学金は、返還不要のため、返還の義務はありません。

  •  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加