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「ミャンマーを考える ―国際協力の現場から―」講演会の実施

2012年10月25日更新

2012年10月25日(木曜日)、共に生きるスタディグループの活動の一環として、「ミャンマーを考える ―国際協力の現場から―」というミャンマーに関する講演会を開催しました。

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(講演の様子)

今回の講演会は、私が現在活動している、ミャンマー南シャン州のインレー湖の中に位置するカンカウン準中学校建設プロジェクトの活動の一環でもあります。プロジェクトにご協力、ご支援下さっている、NGOわくわくガイアの代表並びに東京医科歯科大学、准教授の横森健治さんと、NPO法人地球市民の会ミャンマー現地駐在人である鈴木亜香里さんのお二人を特別講師としてお招きしました。
講演会には、計19人の参加者が集まり、終始アットホームな雰囲気の中で行われました。

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(ディスカッションの様子)

講演会は1時間半に渡り、最初の30分は鈴木さんのお話、次の30分は横森さんのお話、最後の30分は参加者の皆さんの意見交流という流れで行われました。鈴木さんと横森さんのお話は、クイズなども挟みながら、ご自身のライフヒストリーや現在のミャンマーの様子、実際に国際協力の現場での苦労や感動、やりがいなどを講義して下さいました。ミャンマーの学校はどのように建つのか、民主化の進むミャンマーでの生活の変化は一体どのようなものなのか、国際協力を行う中でミャンマーの人々とどのように打ち解け共に活動していくのかといった、ミャンマーの人々の生活に密着した実体験を聞き、参加者の方々からも主体的に疑問や質問を投げかけている姿が見受けられました。その場にいる全員でひとつのものを創っている感じを受け、もし自分だったらどうしただろうと自分の身に置き換えて考えられる、主体性のある有意義な勉強会になったと感じています。全体を通して、特別講師のお話並びに他の参加者のお話に、熱心に耳を傾けられる皆さんの姿が印象的でした。
講演会終了後に参加者の方々から「今日参加して本当に良かったです」「すごく楽しかった」と声をかけていただきました。あの場にいた全ての皆さんが何か、何か1つでも学びや発見を持ち帰ってくださっていたら、とても嬉しいです。
私自身、物事をいちから創ることの、その大変さを本当に実感したと共に、たくさんの経験をいただきました。とても楽しい、実りある講演会が開催でき、本当に良かったと思います。有り難うございました。

(文教育学部人間社会科学科グローバル文化学環2年 鈴木 実穂)

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