センターについて センターの活動 SDGsの取組 刊行物 お問い合わせ・アクセス

ページの本文です。

大学間連携イベント「大学生による東ティモールにおける平和構築活動の可能性」の開催

2012年12月23日更新

photo1
学生同士のディスカッション

2012年12月23日(日曜日)、「大学生による東ティモールにおける平和構築活動の可能性」と題し、異なる大学の学生同士が、取り組みを発表し、議論し合う大学間連携イベントを開催しました。東ティモールや平和構築に関心を持つ、10大学40名の学生が参加しました。

以下の4大学、1学生団体が発表を行いました。

・東ティモール国立大学「University Students: The Frontier Agent of Peacebuilding」
・早稲田大学社会科学総合学術院山田満ゼミ「Peacebuilding in East Timor」
・NPO法人LoRo SHIP「What’s social business? What can “LoRo SHIP” do as one of social business companies?」
・中央大学総合政策学部FLP国際協力プログラム崎坂ゼミ「Sanitation Improvement and Social Capital, CLTS in Lospalos, Timor-Leste」
・お茶の水女子大学「共に生きる」スタディグループ「How can we improve Waterworks & Sewerage?」

各グループが自主的に選んだテーマの発表が英語で行われました。発表の後には、活発な意見交換、質疑応答がありました。

photo2
参加学生、教員

コメンテーターには、東ティモール国立大学平和紛争研究センター長のAntero教授、早稲田大学社会科学総合学術院山田教授、中央大学総合政策学部崎坂准教授、お茶の水女子大学グローバル協力センター北林准教授を迎え、政治学、国際保健学、平和学等それぞれの専門分野からの解説、学生による活動のネットワーキングの可能性等、多岐にわたる有益なコメントが加えられました。

自ら選択したテーマを英語で発表し、お互いの意見交換ができたことで、参加学生からは、「複数の視点からの考えを知り、学生による多様な平和構築へのアクションの可能性を考えるという学びの場となった」という意見が多数寄せられました。特に東ティモール国立大学の教員、学生からの現場の状況に基づいた意見やアドバイスは、日本の学生にとって大きな刺激となったようです。

本イベントを機に、学生同士が、大学を越えて関係を広げ、学生の立場からできる平和構築活動が活発になることを期待したいと思います。ご協力いただいた、東ティモール国立大学、早稲田大学、中央大学、NPO法人LoRo SHIPの皆様に心から感謝申し上げます。

  •  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加