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平成24年度スタディツアー参加者が調査結果を学会で発表しました

2013年4月27日更新

2013年4月27日~28日に東京(東海大学高輪キャンパス)にて開催されたこども環境学会2013年東京大会において、平成24年度グローバル協力センターベトナムスタディツアー参加者の吉野さやかさん(人間文化創成科学研究科人間発達科学専攻D3)がスタディツアーでの調査結果をもとに学会発表を行いました(発表日:4月27日)。演題は「ベトナムの教育とその支援に関する一考察」です。

要旨 ベトナムは伝統的に教育を重視する文化を持ち、近年においても積極的な教育改革が進められているが、教育内容・普及状況・障害児教育などにおいて問題点も見受けられる。本研究では、ベトナムにおける教育の現状を把握し、その支援について検討するため、お茶の水女子大学グローバル協力センター「グローバル社会における平和構築のための大学間ネットワークの創成」事業の支援を得て、保育園および孤児院でインタビュー調査を実施した。その結果、第一に、教師主導型教育の強い影響力と自由教育に対する教師の戸惑いが推察され、第二に、教員養成や障害児教育に対する早急な対応の必要性が観察された。必要な支援とは,国の体制や水準、地域の現状によって異なるため、実情に即した支援を考慮していくことが重要である。
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