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学内公開講座「カンボジア農村の母と子をささえる保健医療協力NGOの取り組み」

2015年6月25日更新

2015年6月25日(木曜日)、認定NPO法人ピープルズ・ホープ・ジャパン(PHJ)海外事業部長、本学文教育学部の卒業生でもある中田好美氏をゲスト講師としてお招きし、学内公開講座「カンボジア農村の母と子をささえる保健医療協力NGOの取り組み」を開催しました。この講座は、グローバル協力センター教員が担当する全学共通科目「国際共生社会論実習」(スタディツアー)の事前学習の一環として、実習で訪問予定のカンボジアの保健医療の現状とNGOの活動について理解することを目的に行われました。

中田好美氏には、カンボジアの母子保健の現状や、コンポントム州の村の保健センターにおけるサービスの向上や健康意識向上のための村人への教育活動などを行ったプロジェクトについてお話しいただきました。医療者の不足や保健・医療サービスの習慣の違いがある中、自身の5年間の活動経験を踏まえ、プロジェクト実施上の課題や工夫についてお話がありました。

履修生だけでなく、学部生や大学院生など19名が参加し、参加学生からは、「カンボジアの歴史的背景や母子保健の課題を学び、保健医療協力の大切さがわかりました」、「伝統的産婆さんや保健ボランティアと協力して地域に根ざした母子保健の活動が行われていることがよく理解できました」などの感想が寄せられました。特に調査実習に参加する学生には非常に良い事前準備となりました。

  • photo1講師の中田好美氏
  • photo2講義の様子
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