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STUDY FOR TWOお茶の水女子大学 2015年度活動報告

2016年2月1日更新

STUDY FOR TWO(SFT)は、全国各地の大学に支部を持つ大きな団体で、要らなくなった教科書を大学内で回収し、それらを元の値段の半額で販売、その収益をラオスの教育支援に用いるという、大学生・ラオスの子供達双方にメリットのある方法で支援を行っています。お茶の水女子大学に支部ができたのは2012年であり、今年で4年目を迎えます。

2015年4月7日から4月20日まで、「共に生きる」スタディグループの活動の一環として、中古の教科書販売を行いました。最も多くの人にお立ち寄りいただける附属図書館前で販売を行ったほか、今年度は新歓の時期に広報に力を入れ、大学内で最も教科書を使用する1年生に焦点を当てて認知度を高めた結果、春販売のみで約18万円売り上げることができました。さらに、売れそうな教科書を整理し、棚の前面に並べるなど販売への工夫を行った秋販売では約9万円を売り上げることができました。2015年の合計の売り上げは過去最高の27万円で、うち24万円をラオスの子供達24人分の奨学金として寄付することができました。

また、販売だけでなく教科書や文庫本の回収、団体の認知度向上のための活動にも力を入れています。夏には、中国の留学生と一緒に水餃子を作る企画を実施しました。冬には、お茶の水女子大学支部初の試みとなるクリスマスグッズ作りを企画しました。今までのお料理企画にも多くの方が参加してくださいましたが、今年度の企画には日本人学生の1年生など、今まで参加者数の少なかった層からも多くの方に参加していただくことができました。

2012年に支部ができて以来毎年団体の認知度が向上し、教科書の売り上げが伸びてきています。お茶の水女子大学支部では、今後ともお茶の水女子大学生が楽しめる企画を考え、さらに利用しやすい環境を整えていきますので、進化し続けるSTUDY FOR TWO お茶の水女子大学支部をこれからもどうぞご協力をお願いいたします。

教科書を寄付してくださった方々、購入してくださった方々、そして販売やイベントの実施に協力してくださった方々に厚くお礼を申し上げます。

(文教育学部2年 SFTお茶大支部代表 熊谷 くるみ)

  • photo1クリスマスグッズ作りの様子
  • photo2教科書販売の様子
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