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STUDY FOR TWOお茶の水女子大学支部 2016年度活動報告

2017年2月15日更新

STUDY FOR TWO(SFT)は、要らなくなった教科書を大学内で回収・販売し、その収益を途上国での教育支援のために寄付している団体です。途上国の子どもたちだけでなく日本の大学生にもメリットがある、というのがSTUDY FOR TWOの特色で、全国約50の大学に支部があり、私たちはそのお茶の水女子大学支部として活動しています。2012年に発足したお茶大支部は、今年で設立5年目を迎えます。
学内では、今年度も「共に生きる」スタディグループの活動の一環として、教科書販売を春と秋に1回ずつ、また中古教科書の回収を夏と冬に1回ずつ行ないました。

春・秋の教科書販売は、毎年履修登録期間に合わせて約2週間実施しています。今年度は販売数をさらに増加させるため、SNS(特にTwitter)での広報に力を入れたほか、最も教科書をよく使用する1年生に向けての情報発信を積極的に行いました。また、販売活動をアピールするための看板作りや、教科書のジャンルを分かりやすく表記する等、販売方法の改善にも取り組みました。その結果、4月に155,860円、10月に136,452円、計292,312円を計上し、過去最高の売上を達成することができました。この売上のうち約8割の23万円を、途上国の子どもたちへの教育支援金として寄付させていただきました。また、夏・冬の回収活動でも多数の教科書寄付をいただき、目標回収冊数を達成することができました。

さらに今年度は、学外での活動に積極的に参加しました。STUDY FOR TWOでは、地域の大学が集まる勉強会や、全国から支部員が集まる全国合宿が定期的に行われています。こうした場にお茶大支部からもメンバーが参加し、支部の成長に向けて、たくさんの知識やノウハウを学びました。そこで得られた力とつながりを活かし、今後もさらなる発展を遂げていきたいと思っています。

来年度も、より多くの子どもたちを支援し、より多くの方に利用していただけるよう活動してまいりますので、どうぞご協力よろしくお願いいたします。
最後になりましたが、教科書を寄付してくださった方々、購入してくださった方々、そして私たちの活動を支えてくださった多くの皆様に、心より感謝申し上げます。

(SFTお茶大支部代表 文教育学部2年 武田 愛)

  • photo1教科書販売の様子(たくさんの方にお越しいただきました!)
  • photo2日本女子大学支部との合同勉強会の様子
  • photo3夏の全国合宿の様子
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