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国際交流基金日中交流センター「中国『ふれあいの場』大学生交流事業」学内報告会

2017年5月16日更新

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学内報告会の様子

国際交流基金日中交流センターは、中国の地方都市において、青少年層を主な対象に対日理解と交流を促進する「ふれあいの場」を開設しています。今回、「中国『ふれあいの場』大学生交流事業」に参加して先日帰国した文教育学部3年南有紗さんと同2年佐藤琴乃さん(ともに「共に生きる」スタディグループメンバーで昨年度ネパールスタディツアー参加者)に現地での体験を報告していただきました。

企画立案から全てを実行して

2017年3月21日から28日まで、本学学生3名(及び他大学生2名)で国際交流基金日中交流センターが実施する「中国『ふれあいの場』大学生交流事業」という国際交流事業に参加してきました。本学学生3名中2名が本学グローバル協力センター「共に生きる」スタディグループのメンバーであることから、この度同センターにて本事業について学内報告会の機会を設けていただきました。

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参加者からの質問に応える発表者の2人

「中国『ふれあいの場』大学生交流事業」とは国際交流基金日中交流センターによる日中交流事業の一つで、大学生を対象とした派遣型の交流事業です。日本人学生が2~6名のチームを形成し、日中文化交流イベントの企画立案から現地での運営までを行うというものです。なおイベントは日本語学習者である中国人学生約10名と協力して実施するため中国語の能力は問われません。

私たち5名は「雅俗日本」をテーマとして「雅」の文化=お花見、「俗」の文化=妖怪を取り上げイベントを行いました。お花見ブースでは浴衣着付け・折り紙・茶道・日本の遊び(けん玉・めんこ等)を、妖怪ブースでは妖怪紹介・仮装・肝試しを体験してもらいました。またイベント以外にも、現地に一週間滞在するため様々な交流を行うことができました。例えば現地の日本語学習者と日本語での座談会をしたり、アイスブレイクでクイズ大会や和食版フルーツバスケットを行ったりしました。最終日のフィールドワークでは西湖を訪れました。イベント準備の中で、また日常の交流の中で、互いの文化に対する理解を深められたと感じています。

5月16日の学内報告会ではスタディグループメンバーの2名が事業の内容と私たちが現地で何を感じたかを発表しました。この貴重な経験について学内で報告発表の機会を設けていただいたことを非常に嬉しく思います。企画立案から学内発表まで、全てが自分自身を大きく成長させてくれる経験になりました。

(文教育学部言語文化学科3年 南 有紗)

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