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JICA課題別研修「乳幼児ケアと就学前教育(アフリカ・中東)」を実施しました

2021年3月11日更新

お茶の水女子大学は、独立行政法人国際協力機構(JICA)の委託を受け、イラク、カメルーン、シエラレオネ、マダガスカル、ルワンダ、レバノンから11名の研修員を受け入れ、2021年2月1日から2月26日まで幼児教育に関するオンライン研修を実施しました。11名の研修員はいずれも各国の幼児支援分野における行政官や視学官、指導主事など、指導的な立場の方々です。この研修は、2018~2020年度の3年計画の3年目に当たります。

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開講式の様子

国際社会においては、乳幼児期からの保護と教育を一体化させた総合的アプローチの重要性が認識され、幼児教育分野での途上国に対する支援体制が強化されてきました。しかしながら、途上国においてはECCE(early childhood care and education: 乳幼児ケアと就学前教育)分野を専門とする人材が不足している状況です。

そこで、特にECCE へのアクセスや質の改善が急務の課題となっているアフリカ・中東地域を対象に、同分野の政策レベルでの人材育成に資するために、日本の幼児教育や保育、幼児に対する支援について、その制度・政策、保育内容・保育方法、人材育成、評価などに関して、オンラインで講義を実施しました。また、研修員たちは自国の幼児教育の状況について発表し、参加者同士での意見交換も行いました。これらを通じて幼児支援に関する研修員の知識や技能を向上させることを目標にしました。

研修後のアンケートでは、研修で掲げた6つの単元目標(①所属組織での問題点の発見・整理、②ECD[Early Childhood Development]の概念・内容・動向、③幼児教育における格差問題とその是正策、④子どもの発達に応じた適切な保育内容・保育方法・教材作成、⑤教員養成・研修のシステム、⑥幼児教育における評価)についていずれも高い達成度が示され、満足度も高くたいへん好評でした。研修最終日には、各研修員から研修後の活動計画が発表されました。研修員は今後、この活動計画に基づき、本研修の成果を自国で活用していくことになります。

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