センターについて センターの活動 SDGsの取組 刊行物 お問い合わせ・アクセス

ページの本文です。

「国際協力特論」受講生がJICA地球ひろば(市ヶ谷)を訪問

2021年11月17日更新

10月25日(月曜日)、「国際協力特論」のアクティブ・ラーニング・アワー(ALH)として、受講生等15名が市ヶ谷にあるJICA地球ひろばを訪問しました。

photo1
篠木氏による講演

今回は、エチオピアに卓球指導の海外協力隊として派遣経験のある地球案内人の篠木氏より1時間ほど、世界と日本の関係、SDGsの概要、そしてエチオピアでの生活等につきご講演頂きました。エチオピアでの活動については、豊富な写真・ビデオを活用してわかりやすくご説明頂き、学生も首都と農村の格差、気候変動がアフリカ社会に及ぼす影響、現地の食料事情、栄養・施設面での卓球選手育成環境の厳しさ、等につき新たな学びと認識を得た様子で、活発な質疑応答も行われました。

上記講義の前後で、地球ひろば1階の展示コーナーの視察も行われました。この時期のテーマは「人間の安全保障」で、同概念を提唱した緒方貞子さんのノート、途上国の教室や地雷のレプリカ、企業が開発したマラリア対策の蚊帳の実物、クイズ等、様々な工夫がこらされており、「見て」「さわって」開発途上国、国際協力の実情を感じとることができたのではないかと思います。

photo2
マダガスカル料理「キモ」

同施設内にあるカフェでは、TABLE FOR TWOプログラム(注)の下で途上国料理も提供されており、当日はマダガスカルの「キモ」というスパイシーな料理を楽しんだ学生もいたようです。

実施後のアンケートでも、「講演で自身のステレオタイプなアフリカ観が変わった。」「展示施設は時間が経つのも忘れるほどで、楽しみながら学べた。」「海外協力隊の活動に関心をもった。帰国後の活動等もっと知りたい。」「今度はカフェでの食事も楽しみたいので再訪したい。」といった意見が寄せられました。
JICA地球ひろばは、展示内容、提供料理も定期的に変化しており、基本的に予約なしで往訪できますので、皆さんも是非参加・再訪してみては如何でしょうか。

(注)世界が抱える肥満と飢餓の同時解決を目指し、ヘルシーメニューを推奨しながら開発途上国の学校給食を支援するプログラム

  •  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加