センターについて センターの活動 SDGsの取組 刊行物 お問い合わせ・アクセス

ページの本文です。

日越大学(Vietnam Japan University)とのCOIL授業実施報告

2021年12月16日更新

photo1
画面1:本学学生によるプレゼンテーション1

2021年11月25日、本学はベトナムの日越大学(Vietnam Japan University)とCOIL授業を実施しました。授業のテーマはパート1「両大学の紹介、日本・ベトナムについて聞いてみたいこと」、パート2「コロナ禍を踏まえた教育問題・教育格差」の2本立てです。JICAベトナム事務所からの参加もあり、全体で約30名での開催となりました。

パート1では、本学より足立晴日さんが、女子大の意義を含めて説明され、日越大生からは、大学紹介のみならず簡単なベトナム語講座もあり、良いアイスブレークになったと思います。

photo2
画面2:本学学生によるプレゼンテーション2

パート2におけるプレゼンテーションの発表概要は、「Education Challenge in the era of COVID-19」(1. 教育 SDGs4 2. コロナ禍が教育に与えた世界的影響 3. カンボジアの教育の現状(一般論/体験談))です。国際協力特論の授業に関する内容に加えて、コロナ禍以前に本学で実施されたカンボジアスタディツアーに参加した櫻井と、独自にカンボジアの教育支援プロジェクトで活動している太田の経験談を織り交ぜることで、中身の濃い発表となりました。

photo3
画面3:日越大学学生によるプレゼンテーション

日越大学の学生さんからのプレゼンテーションは英語だけでなく日本語を交えたものもあり、始まりから笑いの起こる和やかな雰囲気で授業が進行し、日越大学の皆さんの語学力に圧倒されつつも、本学の学生も楽しく意見を交わすことができました。

パート1内のディスカッションでは、日本・ベトナムの国や大学の仕組みや文化について質問し合いました。オンライン授業についての感想や、日越大学には本学における徽音祭のような文化祭がないことについてなど、多岐に亘るトピックで意見交換や情報共有が行われました。

photo4
画面4:記念撮影

パート2では、カンボジアを事例に取り上げたプレゼンテーションの後のディスカッションだったことから、日本、ベトナムだけでなくカンボジアの教育についても話し合うこととなりました。SDGsとの関連を含め本学からのプレゼンテーションに非常に興味を示して頂き、カンボジアの奨学金制度についても議論されました。それぞれの国の小学校の一クラス当たりの児童数に議論が及んだ際、ベトナムでは50人ほどの児童がいると知り、驚きました。

2つのパートのディスカッションを通して、本学の参加学生は1回以上の発言をすることができました。日越大学の皆さんの英語力と積極的な態度に大いに刺激を受けただけでなく、母語でない言語でコミュニケーションを取ることの自信に繋げることができたと思います。

(文教育学部 グローバル文化学環 3年 櫻井那由加、
2年 太田朝弓) 

  •  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加