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「国際共生社会論(フィールド)実習」ネパール・カンボジアスタディツアー座談会を実施しました

2021年12月22日更新

グローバル協力センターでは、専攻・学年を問わず開発途上国の社会・経済・政治にかかわる問題や国際協力に関心を有する学生(学部生・大学院博士前期課程)を対象とし、スタディツアーを実施してきました。2019年度までに160名の学生が参加し、開発途上国における研究・実践を有する教員の指導の下で事前学習と現地実習を通して現場に根差した学習を行ってきました。2020、2021年度は新型コロナ感染症拡大の影響を受け中止しています。新型コロナ感染症の見通しは依然不透明ではありますが、スタディツアー再開を見据えて、2021年11月19日(金曜日)と11月30日(火曜日)に2019年度ネパール、カンボジアでのスタディツアーに参加した学生とスタディツアーに関心のある学生との座談会を実施しました。

「現場から学ぶ」ことを重視していることから、当日は、感染症対策に十分に気を付けながら、対面で実施されました。スタディツアー参加者からは、事前学習を経て、各学生の研究テーマをしっかりと設定し現地調査にあたったことや現地調査を報告書にまとめることで学習を深化させられたこと、また、現場に実際に赴くことによって、机上の学びではなく、皮膚感覚で問題をとらえられたことなどのお話がありました。当時学部1・2年生であった学生も3・4年生となり、その雰囲気とお話から同スタディツアーを通しての学びがそれぞれの専門に直接・間接的に生かされているということがうかがえました。スタディツアーに関心のある学生から「スタディツアーに参加したいと考え、お茶大に入学した」という発言があり、スタディツアーの知名度が高いことに驚かされる場面がありました。一日も早く新型コロナ感染症拡大が収束し、現場での学びが再開されることが期待されます。

  • photo1座談会の様子1
  • photo2座談会の様子2
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