センターについて センターの活動 SDGsの取組 刊行物 お問い合わせ・アクセス

ページの本文です。

「2021年度第10回NPO活動紹介セミナー」実施報告

2022年1月4日更新

2021年12月7日に開催した第10回NPO活動紹介セミナーには、お茶の水女子大学文教育学部人間社会科学科2年の太田朝弓さんと三原璃子さんがいらしてくださいました。

photo1
画面1:三原さんによるインターン報告

前半、三原さんからは「NPO法人はちどりプロジェクト」でインターンを始めるまでの経緯、インターン先での活動内容、NPOでインターンをしてみて感じたことなどをお話しいただきました。インターンは、堅苦しいもの・意識の高い人が行っているもの・就活のために行うものといったイメージを持たれがちですが、そうは捉えずに挑戦してみてほしいとのアドバイスをいただきました。

後半、太田さんからは、クメール語の紹介やカンボジアの豆知識を交えながら、高校在学中に立ち上げた「サンキュー・カンボジア・プロジェクト」の活動内容や歴史、プロジェクトを始めたきっかけについてお話しいただきました。新型コロナウイルスの影響で思い通りにカンボジア支援ができない中でも、ご自身にできることを探して朝の挨拶運動やゴミ拾いなどの工夫をされているとのことでした。お話の中で出身地の福島のことにもたくさん触れられていて、福島への愛も存分に感じられました。

photo2
画面2:太田さんによる活動紹介

お二方ともとてもエネルギッシュで、「やってみる」ことの大切さを強く伝えてくださいました。また、Zoomのリアクション機能やチャット機能を使い、終始、和やかな雰囲気でセミナーが進みました。今回は高校生も参加してくださり、セミナー終了後も積極的に質問されている様子が伺えました。

参加者を対象にした事後アンケートでは、「話しやすい雰囲気だった」、「それぞれが意見を出し刺激しあうことができた」、「明るい雰囲気で質問がしやすかった」、「お二人の行動力の凄さが心に残った」などの感想が寄せられ、セミナー全体の満足度も高かったです。

「2021年度NPO活動紹介セミナー」は今回で最後となりましたが、この一年を通して、各回のゲストのかたから良い刺激を受けることができました。さまざまな社会問題に向き合い、考え、行動していくロールモデルにたくさん出会えたことで、はじめはどこか「他人事」と思っていたことも、どんどん身近に感じられるようになり、私にも何かできるのではないかという気持ちを抱くようになりました。このセミナーの参加者の皆さんも同じような気持ちになれていたら嬉しいです。今後も、普段の生活の中では出会うことのできない人に出会い、普段知ることができない世界を教えてもらう、このような機会をお茶大でもっと増やしていきたいです。

(生活科学部心理学科1年 山島 凜佳)

  •  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加