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STUDY FOR TWO お茶の水女子大学支部 2021年度活動報告

2022年2月22日更新

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オンラインミーティングの様子

STUDY FOR TWOは、「勉強したいと願うすべての子どもたちが勉強できる世界に」「大学の教科書をより安価に購入できることが当たり前の世界に」という活動理念を掲げています。この理念のもと、大学生から使い終えた教科書を寄付していただき、安価に再販売して生まれた利益の80%以上を途上国の子どもたちの教育支援に充てています。

お茶大支部は2012年より「共に生きる」スタディグループの一員として学内で活動しており、今年で10年目を迎えます。現在は1年生から4年生まで計22名で主にオンラインで活動しています。今年度も昨年度に引き続き新型コロナウイルスの影響で活動が制限されてしまう時期もありましたが、昨年度の経験を活かしながら、さらなる成長を目指して支部員一人ひとりができることを積み重ねてまいりました。

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販売した参考書

私たちは、現在、学内と学生寮の合計6か所に設置しているボックスに使い終えた教科書や書籍を入れていただく形で、お茶大生の皆さまにたくさんの寄付をいただいています。後期には少しずつ対面授業も増え、入構の際に教科書・書籍を寄付してくださったお茶大生の皆さまには心より感謝申し上げます。今年度は昨年度に引き続き、寄付していただいた教科書は学期初めにオンライン・郵送で販売いたしました。また、12月には新型コロナウイルスの感染拡大状況が落ち着き、2年ぶりに対面での販売を行うことができました。参考書に限っての販売とはなりましたが、多くのお茶大生の皆さまにお立ち寄りいただき、ご購入いただいた方々に直接お礼をお伝え出来ることの喜びを実感いたしました。

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12月対面販売の様子

今年度は、春の教科書販売で58,110円、秋の教科書販売で68,800円、冬の参考書販売で11,340円を売り上げることができました。また、秋の教科書販売では、全国に43支部(2021年6月時点)ある中で4位、関東地区1位の実績を上げることができました。これはすべて、STUDY FOR TWOの理念にご賛同いただき、ご寄付やご購入・公式SNSへのリアクションなど、お茶大生の皆さまの様々な形でのご協力があってのことです。本当にありがとうございます。

これからも、お茶大生の皆さまに国際協力を身近に感じていただくと共に、STUDY FOR TWOが、皆さまが教科書を購入する際の選択肢のひとつであり続けられるよう活動してまいります。そのために、まずは支部員一人ひとりが自分自身のために活動に目的意識をもって参加し成長し続ける所存です。“FOR ME, FOR TWO”、それが私たちの目指す場所です。最後になりますが、私たちの活動にご理解・ご協力くださるお茶大生の皆さま、支えてくださるすべての方々に改めて感謝申し上げます。今後とも、STUDY FOR TWO お茶大支部をどうぞよろしくお願いいたします。

(STUDY FOR TWO お茶大支部代表 生活科学部食物栄養学科2年 小野 春香)

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