ページの本文です。
2022年4月11日更新
グローバル協力センターでは、2021年度より(1)南アジアに位置するブータン王国を巡る諸相に触れること、(2)それらから開発政策や国・地域の在りかたを考えることを目的とした地域研究型セミナーを開催しています。毎回ブータンを扱った国内外の新旧映像作品を取り上げ、映像作品の視聴、発表者(コメンテーター)からの簡単な解説、質疑応答という流れで実施しており、今年度のセミナーは外務省「2022年日本・南西アジア交流年」認定事業にもなっています。
第1回となる今回は、「世界一辛い」と称されることもあるブータン料理に迫りました。またセミナー終了後には、任意参加のかたちで、より細かな内容(東西の食文化の違い、南北差の有無、代表的なブータン料理「エマ・ダツィ」の定義等)に関して話題提供及びディスカッションを行いました。
当日は70名ほどの参加がありました。「食文化」という親しみやすい話題であったこともあり、和やかな雰囲気で質疑応答が行われました。参加者からは、「ブータンの食文化について初めて知ることができた。」「食文化における近隣の文化との比較や、歴史的な影響の話が興味深かった。」などのコメントが寄せられました。