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「2022年度第11回ブータン連続セミナー」実施報告

2022年10月10日更新

グローバル協力センターでは、2021年度より（1）南アジアに位置するブータン王国を巡る諸相に触れること、（2）それらから開発政策や国・地域の在りかたを考えることを目的とした地域研究型セミナーを開催しています。毎回ブータンを扱った国内外の新旧映像作品を取り上げ、映像作品の視聴、発表者（コメンテーター）からの簡単な解説、質疑応答という流れで実施しており、今年度のセミナーは外務省「2022年日本・南西アジア交流年」認定事業にもなっています。

第11回となる今回は、ブータン各地のネコと人々の生活に迫りました。取り上げた映像作品の撮影時に現地コーディネーターを務められた青木薫氏より解説及びコメントをいただき、その後、ブータンのネコの名づけかた、ネコを飼う理由、ペットフード事情、さらに地域間格差、貧富の差の拡大、観光政策の変化、コロナ禍の政策等に関して、参加者からの質問に回答するかたちで情報共有を行いました。

当日は45名ほどの参加がありました。参加者からは、「幸せの国ブータンというイメージだけが先行しがちですが、今日は、ブータンにはブータンの様々な生活があるという当たり前のことを認識することができてよかったです。」「撮影に実際に関わった方でなければわからない現地ならではの裏事情や情報等がとてもよくわかりました。コメンテーターの青木さんのウィットに富んだ説明が楽しくてわかりやすくとても有意義な時間でした。」などのコメントが寄せられました。

映像に登場したプナカの説明
映像に登場したポプジカの説明

「2022年度第11回ブータン連続セミナー」実施報告

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