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2023年2月6日更新
グローバル協力センターでは、2021年度より(1)南アジアに位置するブータン王国を巡る諸相に触れること、(2)それらから開発政策や国・地域の在りかたを考えることを目的とした地域研究型セミナーを開催しています。毎回ブータンを扱った国内外の新旧映像作品を取り上げ、映像作品の視聴、発表者(コメンテーター)からの簡単な解説、質疑応答という流れで実施しており、今年度のセミナーは外務省「2022年日本・南西アジア交流年」認定事業にもなっています。
第18回となる今回は、1960~1970年代の社会状況を貴重な映像(英語・ゾンカ語)とともに振り返りました。映像視聴前後には平山講師より背景の紹介・解説・コメント等を行い、最後に、ブータンの外交、シッキム王国との関係性、安全保障を巡る政策、近代学校教育の現状等に関して、参加者からの質問に回答するかたちで情報共有を行いました。
当日は45名ほどの参加がありました。参加者からは、「第4代国王の戴冠式の映像は貴重で、嬉しかったです。」「インドとの深い関係をより感じることができました。」「参加者の質疑応答も勉強になりました。」などのコメントが寄せられました。