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2023年2月27日更新
グローバル協力センターでは、2021年度より(1)南アジアに位置するブータン王国を巡る諸相に触れること、(2)それらから開発政策や国・地域の在りかたを考えることを目的とした地域研究型セミナーを開催しています。毎回ブータンを扱った国内外の新旧映像作品を取り上げ、映像作品の視聴、発表者(コメンテーター)からの簡単な解説、質疑応答という流れで実施しており、今年度のセミナーは外務省「2022年日本・南西アジア交流年」認定事業にもなっています。
第19回となる今回は、前回(第18回)に続き1960~1970年代の社会状況を貴重な映像(英語)とともに振り返りました。映像視聴前後には平山講師より背景や場面の紹介・解説等を行い、ブータンからの参加者をはじめとした皆さまからも有益なコメントをたくさんいただきました。
当日は60名ほどの参加がありました。参加者からは、「55年前の様子が分かる貴重な映像だった。建物や道路の建設風景、鍛冶屋、お椀作り、織物作りの様子など何がどんな風にしてできているのか、知ることができた。」「髪の長さから文化や伝統を考える視点は興味深かったです。」などのコメントが寄せられました。