ページの本文です。

「2023年度第8回ブータン連続セミナー」実施報告

2023年10月16日更新

グローバル協力センターでは、（1）南アジアに位置するブータン王国を巡る諸相に触れること、（2）それらから開発政策や国・地域の在りかたを考えることを目的とした地域研究型セミナーを2021年度より開催しています。毎回ブータンを扱った国内外の新旧映像作品を取り上げ、映像作品の視聴、発表者（コメンテーター）からの簡単な解説、質疑応答という流れで実施しており、今年度は全15回の開催を予定しています。

第8回となる今回は、韓国の番組を通して近年のブータンを学びました。普段は司会進行を担当している山本愛理さん（文教育学部3年）がコメンテーターを務め、自身のブータンでの気づき・学びを踏まえた映像解説・コメントを行いました。

当日は40名ほどの参加がありました。参加者からは、「最初にブータンの基本的な説明や、映像作品の概要を聞いたことで、英語に自信がなくとも、映像の内容が理解できました。その後の質疑応答も聴き応えがあり、知らない文化を知る楽しさを実感できました。」「韓国からの視点、韓国との関係などを新たに知ることができました。」「今回の映像作品のメディアが「ブータンは不便に見えても、人々の幸福度が高い国だ」というメッセージありきで編集しているから、何度もそうした話が繰り返されるのかな、と偏った視点で捉えられているように感じました。しかし、山本さんのお話を聞いて、日頃から幸福についてなにかを考える人が多い国なのかな、と改めて思いました。」などのコメントが寄せられました。

取り上げた映像の紹介
コメンテーターによる解説

「2023年度第8回ブータン連続セミナー」実施報告

SNS