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「2023年度第13回ブータン連続セミナー」実施報告

2024年1月15日更新

グローバル協力センターでは、(1)南アジアに位置するブータン王国を巡る諸相に触れること、(2)それらから開発政策や国・地域の在りかたを考えることを目的とした地域研究型セミナーを2021年度より開催しています。毎回ブータンを扱った国内外の新旧映像作品を取り上げ、映像作品の視聴、発表者(コメンテーター)からの簡単な解説、質疑応答という流れで実施しており、今年度は全15回の開催を予定しています。

第13回となる今回は、ブータンの近代学校教育の拡充に貢献したカナダ人神父ファーザー・マッキーの功績に迫りました。映像視聴後に日本ブータン研究所の須藤氏より解説・コメントをいただき、その後、参加者からの質問に回答するかたちで、ブータンの近代学校教育の内容や日本の教育との違い、ファーザー・マッキーを巡るエピソード等に関して情報共有・意見交換を行いました。

当日は40名ほどの参加がありました。参加者からは、「ブータンの仏教思想について勉強していて、教育についての歴史や現在についてのことも知ることができたので参加できてよかったです 。」 「キリスト教の牧師であったMackey氏がブータンの教育に関わる中で仏教に触れ、自身のキリスト教についての宗教的理解も深まったと話していたことが印象的だった 。 」などのコメントが寄せられました。

  • photo1ファーザー・マッキーの紹介
  • photo2須藤伸氏による解説
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